台風22号、12日には猛烈な勢力に発達　日本列島に接近する可能性は？

台風22号は10日(月)9時現在、マリアナ諸島近海を西に時速35kmで進んでいます。

中心気圧は955hPa、中心付近の最大風速は40m/sと強い勢力まで発達しています。

衛星画像でも中心付近に台風の目が現れ始めました。

▼台風22号 10日(月)9時現在

　存在地域　　　マリアナ諸島近海

　大きさ階級　　／／

　強さ階級　　　強い

　移動　　　　　西　35 km/h

　中心気圧　　　955 hPa

　最大風速　　　40 m/s (中心付近)

　最大瞬間風速　60 m/s

台風は今後も西よりに進んで、21号のように日本列島に接近する可能性は非常に低くなっています。

引き続き海水温の高い領域で発達し、明日11日(火)に「非常に強い」勢力、明後日12日(水)には「猛烈な」勢力に達する見込みです。

今年発生した台風で、猛烈な勢力まで発達したのは、3号・8号・21号の3つで、22号が猛烈な勢力になれば、今年に入り4つ目になります。

今週後半には台風周辺で発生した波がうねりとなって、東日本、西日本の太平洋側まで到達する恐れがあるため、ご注意ください。

台風はフィリピンや台湾方面に進み、進路に当たるエリアは猛烈な暴風雨に見舞われます。

また、予想の北よりのコースを進んだ場合は、先島諸島に影響が出てくる可能性がありますので、今後の進路に要注意です。

マンクット( Mangkhut / มังคุด )は、タイが提案した名称で、マンゴスチンのことです。

台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

（2018年9月10日ウェザーニュース「台風22号 12日(水)には猛烈な勢力に発達」より転載）

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