セミナーで聞いた内容を「わかったつもり」で終わらせないために大切な4つのこと

かなりの数のセミナーやカンファレンスにリスナーとして参加していた僕が、学んだ内容を「わかったつもり」で終わらせないためにやっていた聞き方と活かし方手法について、ちょっと紹介してみたいと思います。

はじめまして。日本ディレクション協会@関西支部の米田です。

今回はタイトルの通り。

ディレ協参加前からかなりの数のセミナーやカンファレンスにリスナーとして参加していた僕が、学んだ内容を「わかったつもり」で終わらせないためにやっていた聞き方と活かし方手法について、ちょっと紹介してみたいと思います。

セミナー受講時の基本的な心得

以下はかつてまだまだ「対人関係がダメダメ」だった頃に、当時の上司から言われたセミナー受講時の心得です。

  • 1.できるだけ前に、真ん中に座りなさい
  • 2.質疑応答で質問しなさい
  • 3.講師と1対1で話をしなさい
  • 4.参加者の方々とも話をしなさい

当時おもいっきりシャイボーイだった僕にとって、この上司の言葉を行動に変えるのは自身にとって非常にハードルが高かったのを覚えています。

以下、上記要素の実践方法とそこから得られた経験など紹介してみます。

1.できるだけ前に、真ん中に座りなさい

いきなりハードル高めかもしれませんが、実践してみるとかなり違います。

当たり前ですが全てに近いです。スライドの文字も読み易いし、写真も撮りやすい。それに講師の方の話も表情と合わせて聴きやすいし分かりやすい。

最初のちょっとした勇気(ていうほどのもんでもないか)があれば、学習効果はかなり向上します。

ぜひお試しを。

2.質疑応答で質問しなさい

確かに「全然検討ハズレな事聞いちゃったらどうしよう?」という不安はあるかもしれませんが、よく考えてみてください。

せっかく時間とお金を使って講演を聞きに来たのに、「聞いた内容を自分事に落とし込めなくて活用できなかった」としたら...?そっちの不安のほうがずーっと大きくないですか?

聞いた内容を聞いたまんまノートに写して「わかったような気分になる」ってのが一番勿体ないので、ぜひ"自分事として講義内容を捉えるため"という観点から質問を行うよう心がけてみてください。

必ずしも「わからないことがあるから聞く」という目的ではなく"講義に参加したという経験を濃くするため"と捉えるとやりやすいかも知れません。

3.講師と1対1で話をしなさい

最近は講義終了後などに懇親会やミートアップを開催するセミナーも増えています。

であれば、その際にできるだけ講師の方と1対1で会話する機会を持つように頑張ってみてください。

1と2の項目(ど真ん中前方に座る+質問する)をガッツリ実践していると、ほぼ間違いなく講師の方から感謝されつつ優先的に話を聞いてもらえます。

セミナーや講義というイベントの性質上どうしても生まれてしまう「先生と生徒」といった関係から、一気に「参加者同士」での打ち解けた会話が可能になったりするので本気でおすすめです。

4.参加者の方々とも話をしなさい

同一のセミナーに参席したリスナーは、少なくとも以下の共通項目を心理として持っています。

  • 大体共通の興味関心がある
  • 仕事上での課題を抱え、多くの共通項を持っている
  • 知識に対し貪欲で、かつ現状をなんとかしようと思っている

うん。なんだか仲良くなれば普通に新しい仕事やビジネスが生まれそうです。

ぶっちゃけ、セミナーや勉強会に参加する事の本来の価値はむしろこっちにあると言っても過言ではないような気がしています。

実際僕もそうやって仕事の幅や仲間を増やしてきましたからね。

講義が終わったら、とりあえずスマホのチェックの前に一声勇気を出して「あのー名刺交換させてもらってもいいですか?」と隣の人に言ってみてください。

そしてもし可能なら "今聞いた内容" について話を振ってみてください。

口頭だろうがなんだろうがアウトプットすることで、より知識はあなたに浸透し、近しい事を考えている仲間も手に入る。。。かもしれないですから。

最後はまとめと宣伝

さて、そんなこんな考えてセミナーに出まくって学んできた僕ですが、今回は日本ディレクション協会の一員として関西初のゼロディレシリーズの運営をやらせていただいております。

ただなんとなく学ぶセミナーに飽き飽きしてしまった方、より濃く講師や参加者間での交流を求めたい方、お待たせしました。

ディレ協のセミナーには濃いのが揃っております!ぜひ!

0からのWebディレクション講座@関西:設計編

ついでに告知!会長もなんかやるらしいです!

上記のディレ協イベントとは何の関係も無いんですが、企画系の話をぶっちゃけるイベントにナカムラ会長が出るらしいです。関東の方はぜひこちらも。

著:米田 蓮治 / 編集:ナカムラ

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