PRESENTED BY エン・ジャパン

やることやって、人の力を迷わずに借りる。時短のママが、営業でも広報でも成果を出すためにしたこと。

頑張っていれば、見てくれている人がいる。

今回ご紹介するのは、エン・ジャパンの広報として活躍中の森本。2006年に新卒で入社し、営業として8年間働いた後、結婚、出産、営業への復帰を経て2014年に広報へ異動。現在は4歳の娘を育てながら時短で働くママでもあります。

エン・ジャパンの社員でつくるWEBマガジン「en soku!」では #きょうのエン という企画を立ち上げ、他の広報メンバーと共に社内の情報を毎日更新。社外でもセミナーに登壇。

四半期に一度、全社員から1人が選出される「社長賞」を二度受賞した実績も。最近は社外セミナーにも引っ張りだこな彼女に、仕事の極意やキャリアの考え方について聞きました。

-営業としても広報としても社長賞を受賞し、"デキる人"というイメージが強い森本さん。どうしてそんな風になれたのですか?

特別なことは何ひとつしていません。今も何か他の人と比べて自分にしかない能力があるとは思わないです。というのも私、強みがないんですよ。

適性テスト(※)の結果も、ストレス耐性以外は全部偏差値50前後くらいで、ごく普通。営業時代は商談に行っても、特に面白い話もできなくて。アツい営業トークをする先輩を見て、羨ましいなぁと思っていました。

森本の3E-IPテスト結果(※3E-IPテストとは?学歴や職務経歴だけでは分からないビジネスに必要な知的能力と、面接では分かりにくい性格・ストレス耐性・キャリアに対する価値観を測定するテスト)
森本の3E-IPテスト結果(※3E-IPテストとは?学歴や職務経歴だけでは分からないビジネスに必要な知的能力と、面接では分かりにくい性格・ストレス耐性・キャリアに対する価値観を測定するテスト)

「普通」だからこそ、基本を徹底して。自分が頑張ればできることは全部やると決めていたんです。

たとえば、日々の営業活動。私が営業だった頃、担当企業といつ接点を取るのか、スケジュールにそって計画する「営業計画シート」というものの使用が推奨されていました。使わなくなる人も多い中、私は企画部門の人がつくってくれたオリジナルのフォーマットを律儀に使いつづけていました。

「この日、このお客さんに電話をかけるぞ」と決めたら「TEL」の「T」と書きこんで、絶対に全部やる。

ほかにも、「今日の商談ではこの話をするぞ!」と決めたら、とにかく全部伝える。資料も全部置いて帰る。「森本は相手の反応を気にせず喋りつづけてるな」って先輩に言われたことがあります(笑)。

それくらい、やると決めたことをやり切っていました。性格的に、やり切らないと気がすまないんですよね。

-コツコツと地道な基本の徹底が、成果に繋がっていたんですね。

商談件数は誰よりも多かったと思います。お客さんとしゃべるのはあまり得意じゃなかったけど...。

成果が出なかったときに、「アポ行ってないからじゃん」って理由をつけられるのが嫌で。「やることやってます」と言いたい。とにかく負けず嫌いなんです。

成果を出すためにもう1つ実践していたことといえば、人に頼ること。人をつかまえるのがうまいってよく言われていました。

-周囲に頼ることが大事だと分かっていても、なかなか出来ない人もいますよね。誰に頼ればいいか分からない、とか...。

私、人の「得意なこと」を探すのが好きなんです。得意なことで頼りにされるのって、嫌な気持ちはしないですよね。

新人のときは、隣の席の先輩にいつも Excel を教えてもらっていました。その先輩は別の同期の OJT だったんですが、あまりに私が話しかけすぎて同期が遠慮してしまうほど。

いつも周囲の話に聞き耳を立てているので、「この件は●●さんに相談すると良さそうだな」というのが分かります。聞くだけじゃなくて、「その話、私にも教えてください!」と自分から入っていくことも。結構人の会話を取りに行っていますね。

誰が何を得意としているか分かっているので、迷わず力を借りるようにしています。

※新人営業時代
※新人営業時代

│自分がされたいことを、相手にする。

周囲に協力してもらいやすい環境づくりという意味も含め、メールのレスや、情報を共有してもらったときのお礼などは必ずすぐ返すようにしています。私自身、発信したことに対して何も反応がないと寂しいし、「この人メール見ていないのかな...」と心配になってしまうので。

レスは速ければ速いに越したことはないです。たっぷり時間をかけて100の成果を出すより、たとえ10や20でも速いほうがいい。すぐに答えが出せない内容だったら、「今すぐには分からないので2日以内でもいいですか?」と返しておけば、相手も安心して待てると思うんです。

広報になってからは特に、レスの速さを重視しています。メディアからの問合わせは、大体自社だけではなく他の会社にも一斉に声がかかっている。タイトなスケジュールで動いているので、一番レスが速かったものを採用するケースが多いんですよ。だから絶対に、譲れないポイントです。

※広報チームの仲間と
※広報チームの仲間と

-営業から広報への異動は自ら希望したんですか?

特に広報がやりたいということではなかったのですが、同じ組織で営業を8年やっていたので、自分の市場価値が心配になってきたんです。成果は出せているけど、熟知した商材と長いお付き合いの顧客。今の成果が自分の能力なのか見えなくなってきて。組織のことは好きだったけど、いかんせん長いぞ、と。

年1回の異動希望を提出するときも、「絶対異動したい、今の場所以外ならどこでもいい」みたいな(笑)。

そんなときに、広報の社内公募が出て。異動希望を出している人の中から、「森本、いいじゃん」と今の上司が抜擢してくれたんです。

-なぜ抜擢されたのでしょうか?

うーん...自分で言うのも恥ずかしいですが、「今いる場所で成果を出していたから」に尽きると思います。あとは、「 WOMenらぼ(※エンの女性活躍を推進する社内有志のプロジェクト) 」の活動で今の上司と話をしたことがあり、顔と名前を覚えてもらえていたことも良かったのかもしれません。

何にせよ、自分のやりたいことを発信しておくことは大事です。ひょんなことからチャンスがやってくることもありますよ。

-今後のキャリアについてはどのように考えていますか?

正直、やりたいことは特にないんです。就活時代からやりたいことがないのが悩みで。今も未来はまったく見えていないけれど、目の前のことを納得するまでやり切りたいですね。

頑張っていれば、絶対に誰かが見てくれているから。与えてもらえるところで、精一杯輝きたいなと思っています。だから、まずは今のポジションである「広報」での高みを目指します!

-常に全力で、妥協を許さない森本さん。その姿勢に刺激を受けた人も多いのではないでしょうか。素敵なお話をありがとうございました!

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