PRESENTED BY エン・ジャパン

「サポートではなくパートナーとして働く」時短勤務者のマネジメントを成功させるコツとは?

時短勤務制度を活用しながら多くの女性社員が活躍しているエン・ジャパン。リーダーとして時短メンバーのマネジメントに取り組んでいるエン転職の福吉さんにお話を伺いました。
ENJAPAN

こんにちは!

エン・ジャパンもワーキングマザーが増え、時短勤務制度を活用しながら多くの女性社員が活躍しています。しかし、もしあなたが彼女たちをマネジメントする立場だったらどうでしょう?時間の使い方、仕事の振り方、どこまで要望していいのか、意外と迷うことも多そうですよね。

そこで今回インタビューしたのが、福吉さん。彼女は現在、エン転職のディレクターとして企業の採用成功をプランニングしながら、社内ではリーダーとして時短メンバーのマネジメントに取り組んでいます。福吉さんと一緒に、「時短勤務のメンバーと働くこと」について考えてみました。

<PROFILE>

2012年新卒入社。社内にもファンが多い姉御肌。ファッション業界の採用に強く、営業を経験した後、ディレクターへ異動。現在は5名の部下をもつ女性リーダーとして活躍中。

はじめてのマネジメントは、時短メンバー。手探りで見つけた一緒に働くコツ。

-まずは、時短勤務のメンバーをマネジメントすることになったキッカケから教えてください。

正直自分がマネジメントをするとは考えもしなかったです(笑)。きっかけは、エン転職の求人原稿のディレクションを行なうディレクターへの異動。徐々に部署の人数も増えた時、与えられたミッションが「時短勤務メンバーのサポート」でした。

育児のために時短で働く社員が2名いて、私は彼女たちを含めたチームで気付いたらリーダー業務を任されていました。

仕事と家庭のバランス。キャリアイメージの共有からはじめよう。

-時短勤務者と一緒に働くにあたって、何か事前にリサーチなど行なっていたんですが?

一緒に働くお2人が大先輩だったこともあり、特に何か調べたり‥ということはなかったです。むしろこれ以上ない位心強かったですね。ただ最初の段階で心がけていたことがいくつかあります。

仕事と家庭、2つの顔をもつ彼女たちと一緒に働く時、まずおさえたいのが「どんな働き方をしたいか」です。2人の場合は、「仕事の目標も達成しながら、家庭も大切にしたい」と言ってくれたので、要望度は下げずに、限られた時間の中でどう仕事をしていくのかに取り組んできました。

-時短勤務というだけで、不用意に配慮しすぎて要望度を下げてしまうこともあると思うのですが、ここを聞いた理由って何かあるんですか?

身近に仕事をしながら育児をしている友人がいるのですが、1人は副業をしちゃうくらいバリバリ働きたいタイプ。もう1人は家庭での時間を1番に考えたいタイプで。当たり前のことですけど、人によって希望って様々だなと思ったんです。

一緒に働く2人の場合は、育児面へのサポート環境も違ったので、希望する働き方も変わるだろうなと思い、まずは聞いてみました。「どうなりたいのか」「どうしたいのか」が分かれば、こちらも何をするべきか明確になりますしね。

勤務時間だけじゃない、1日のスケジュールを知ることの大切さ

仕事だけではなく、家庭でどのような動きをしているかを知ることも大切です。1日のスケジュールをおさえておけば、仕事の割り振りなども工夫できますから。ちなみに私の場合は、こんなことを聞いていました。

◇保育園、幼稚園について

何時の電車に乗るか/お迎えの時間/間に合わなかった時に追加料金が発生するか/行事は平日・休日どちらに多いか/保育園の最寄り駅はどこか

◇どんな環境で子育てをしているのか

実家や親族からのサポートが得られるか/お子さんの人数・性別・年齢/職場からの距離

◇帰宅してからのスケジュール

お買い物・食事の支度のタイミング/子どもの寝かしつけの時間/子どもが起きている時間は子どもに付きっきりがいいか/どの時間なら連絡が取れそうか

◇連絡が取れる時間帯、希望の連絡方法

仕事のことで連絡をする時、何時であれば大丈夫か

-ここまでおさえていたんですね。これによって、どんなことを判断するんですか?

どのラインまで仕事に傾けて大丈夫か、その判断基準になるんです。ご家族が近くに住んでいればお迎えなどのサポートが期待できますが、遠方にいる場合はどうしても難しいです。どちらが大切というのではなく、家族・生活を大切にしてもらいながら、仕事とのバランスを取ってもらう。そのラインを見極めるのも一緒に仕事をすすめる上で大切なポイントです。

仕事はできるだけシンプルに!お互いの動きを把握する

-実際の仕事の進め方についても伺えたらと思います。社内外多くの人と関わる仕事かと思うのですが、どうスケジュール組みをしていましたか?

フルで働くメンバーですら、時間がない!と悲鳴を上げていたので、限られた時間の中で働くとなると、より効率化が求められます。

そこで、お客様が関わるような「本人でないと進められないもの」、社内調整や書類など「代理がきくもの」で切り分けをしていました。パワーをかける先が明確になり、生産性も上がります。

-マルチタスク系の仕事で活かせそうですね!他には何か心がけたことはありますか?

心がけではないですが、早めにアラートを出してもらえたのは、すごく助かりました。

お子さんが体調を崩しそう、という時には前日の段階で連絡をくれていたので、こちらも対策がうちやすかったです。私のスケジュールも2人に共有をしていたので、3人で「今誰がサポートできそうか」と協力しながら進めていました。

サポートではなく、パートナーとして働く

-事前に一緒に働いていたお2人から、コメントを頂いています。その中でも印象的なのが「パートナー」という言葉。

時間の制限があるので助けてもらうことは勿論多いのですが、福吉さんは、相談をしに来てくれたり、頼ってくれることが多くて。相手に負担をかけているという負い目はどうしてもあるので、困っている時に相談しあえる「パートナー」という関係はすごく嬉しかったです。(2007年入社2児の母)

「お子さん元気ですか?」「もうすぐお遊戯会ですね」「困っていることありますか」「タスク何か残ってますか?」といつもスグに声をかけてくれたのも、いつでも頼って大丈夫なんだ、と思えて嬉しかったですね。(2007年入社1児の母)

照れますね(笑)

特に意識をしていたわけではなくて、経験の豊富な先輩に教えてもらえることは教えてもらおう!という気持ちでコミュニケーションを取っていました。

一緒に働くうちに、実は保育園は追加料金が発生することや、帰宅時間もお迎えのギリギリに設定されていることを知って、少しでも負担なく働いてもらえたらと思って声掛けなどはしていました。

時短メンバーと一緒に働く良さ

-最後に、時短メンバーと働いたからこそ感じた良さについて教えてください。

仕事でつまづいた時や、分からないことなどいつも教えてもらっていました。業界の動向や、案件の事例など、知識量や経験値がすごくあるので勉強になりましたし、2人共リーダーとしてマネジメントを経験されていたので、むしろ支えてもらっていました(笑)。

今でもメンバーのマネジメントのコツや悩み相談にのってもらっています。役職につくと、なかなか悩み相談などもしにくいので、こうやって話を聞いてくれてアドバイスをしてくれる存在がいるのは嬉しいです。一緒に支え合いながら、より良い環境を作っていくそんな経験ができたのは大きかったなと思います。

-ほんの少しの心がけで、お互いの信頼関係や、仕事の仕方も変わりますね。福吉さんの人柄が分かるステキなお話、ありがとうございました!

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