PRESENTED BY エン・ジャパン

「"自分がやりたいこと"、今やってる?」私を行動に突き動かした上司の言葉

「やりたい」だけでなく、「どうすれば貢献できるか」を考え抜いた。

「やりたいと思うことに、とにかく手を挙げ続けてきました。チャンスは巡ってくるものじゃない。自分の手で生み出すものだと思うんです」

この言葉が、取材の後もずっと私の心の中に残っています。

やりたいと思うことに対して、臆せずに手を挙げ続けること。"変化"を積極的に選んでいくこと。彼女の芯の強さに自分も近づきたいーーそう強く思いました。

お話を伺ったのは、エン・ジャパンのWebマーケターを務めている 入社7年目の福島さん。『仕事をお願いしやすい』という声や『福島さんがいるとパッと周りが明るくなる』『常に前向き』など、上司や同僚からの信頼はとても厚く、生き生きと輝き続けています。

今でこそ、「Webマーケター」という肩書きで活躍している彼女ですが、もともとはWebや広告とは無縁、「営業」がキャリアのスタート。営業からプロモーション部への異動という前例の少ないキャリアを自ら開拓し、2017年には"社長賞"(*)を受賞。

成果を出し続けることができるのはなぜなのか?積極的にチャレンジし、成長機会を自らの手でつくっていく、彼女のスタンスが見えてきました。

*社長賞...全社員の中から四半期で最も高い成果を残した人に与えられる賞

ENJAPAN

今の福島さんしか知らない私にとって、営業時代について伺った内容はとても意外なものでした。

「営業の頃、クライアントやチームから必要とされている感覚はありました。ただ、会社の中で替えのきかない存在かといわれると、そうではなく...。胸を張って自分は会社にとって必ず必要な人材だと言えないことに悔しさも感じていました」

このままではいけない。もっと、仕事にコミットしたい。でもどう変えたらいいのか、なにがしたいのかもよく分からない。漠然と仕事に対する停滞感を抱えたまま、入社3年目を迎えます。

転機は、自ら手を挙げたことからはじまりました。

「私がいた営業部ではプロモーション部とタッグを組んで、業界紙とアライアンスを組んだり、転職希望者向けのイベントを開催したりといった取り組みをしていたんです。たまたま実行委員のメンバーを有志で募集していて、最初はほんとに純粋な好奇心から手を挙げたんですよね。営業数字を上げるだけではない仕事のおもしろさを感じられそうだなって。実際やってみたらすごく楽しくて。プロモーションの仕事をやってみたいと思ったんです」

ENJAPAN

3年目も半ばに差し掛かった頃。プロモーション部の社内公募の発表がありました。

「率直にチャンスだと思いました。絶対に逃したくない。やりたいとすぐに応募しました。やったこともないこと。本当にできるのか、もちろん不安はありました。ただやりたいという気持ちだけは強くあったんです」

そして、チャンスを掴むために行動していきます。実践したことはシンプル。自分がどう貢献できるのか、これまでの経験や考え方を徹底的に掘り下げていくことでした。

「社内公募の要件を見て、どういった人材が求められているのか。考え方や経験など、自分のどういった部分が組織に貢献できるのかをとにかく考えていきました」

ENJAPAN

念願叶って、手にしたプロモーション部への異動。しかし、異動して数週間後、上司から問われます。

「福島さん、社内公募の面接で言っていた "自分がやりたいこと" 、今やってる?」

その言葉で福島さんは気づきます。これまでいかに受け身で仕事をしてきたかということ、そして組織として何が求められているか知ろうとしなかったこと。

「ここでは、できること、やりたいことを発信して仕事をつくっていくことが求められている。こういった意識がないとポジションがなくなっていく、評価してもらうことはできないんだと気づきました」

上司からの言葉をきっかけに、行動に起こしていきます。

「仕事をつくるために、知識を増やさなきゃいけない。上司に読むべき本を聞き、とにかく片っ端から読んでいく。わからない専門用語があれば調べる。それでもわからなければ、チームの人たちに教えてもらう」

さらには、目の前の業務だけではなく「事業への貢献」というミッションからブレイクダウンして、やるべきことを探し、実行していきました。

変わらなくてはいけない、変わりたいと思いながら、簡単には変われない人は多い。福島さんはどうして自分を変え、すぐに行動に起こしていくことができたのでしょうか。

「みんなが高い意識で仕事に取り組んでいる中、私だけできない、と言うのは絶対に嫌だと思ったんです。それぞれが強みを持って価値を発揮している。私もその中で必要とされる存在になりたいと思いました」

そしてインタビューの終盤、伺うことができたのが組織の中で求められる自分になるために、武器を磨き続けることでした。

「社内でなにか一つでも1番頼られる存在になりたい。ある種その強みが組織での自分の価値になっていくと思っています。たとえば、私は「クリエイティブ全般」を強みにしようとおもいました」

どんな強みを身につけていくのか。福島さんの場合は、"自分の好き"を極めていくこと。

「もともとコピーライターになりたいと思っていたこともあり、広告のコピーや表現をつくったりクリエイティブを考えるのが好きで。プロモーションの仕事は常に最新の情報や競合情報が目まぐるしく変化します。他社の広告バナーの事例を収集し分析したり、広告クリエイティブの勉強会に参加したり、常にインプットを欠かさないようにしていました。自分の好きなことを突き詰めたら武器になる。次第に、広告のバナーをつくるなら福島さんだと、上司に一番に名前を挙げてもらえるようになりました」

そして、強みを増やし続ける。そのためにも、どんどん新しいことに積極的にチャレンジしている福島さん。最近では、社内のマネジメント業務にも挑戦しています。

「やる前から、できるかどうかは考えません。とにかくチャレンジしてみて、足りない知識やスキルは補っていけばいい。そうすることで向き不向きも分かりますし、経験にもなりますよね。」

この姿勢の裏側には、福島さんの仕事への考えがありました。

「やりたいことに、いつ出会うかわかりません。それは明日かもしれないし、何十年後かもしれない。ただ、そのときに力がなくてできないのは悔しいですよね。だからこそ、どんなことでも興味を持ってやってみる。好きなこと、面白そうなことはとりあえず勉強してみる。頭で考えすぎるよりも、やってみてから考えていったほうが経験は増えていくし、チカラになっていくと思っています」

インタビューの中で、とても印象的だったのが仕事について語る福島さんの笑顔。その笑顔の根源には、自ら行動し、切り拓いていったからこそ得られた仕事のおもしろさがあるのかもしれません。

ENJAPAN

【関連記事】

【関連リンク】

注目記事