エディー・ジョーンズ イングランド代表ヘッドコーチ、新天地での活躍を日本代表選手が予想

2月6日(土)から開幕する欧州ラグビーの頂点を決める戦い「シックス・ネーションズ」。130年以上前から続く伝統の大会で、イングランド、スコットランド、アイルランド、ウェールズ、フランス、イタリアという欧州の強豪6カ国が参加します。

2月6日(土)から開幕する欧州ラグビーの頂点を決める戦い「シックス・ネーションズ」。130年以上前から続く伝統の大会で、イングランド、スコットランド、アイルランド、ウェールズ、フランス、イタリアという欧州の強豪6カ国が参加します。

この大会で注目を集めているのは、イングランドのエディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)。昨年行われたラグビーワールドカップでは日本代表HCとして、優勝候補の南アフリカを破り、世界に衝撃を与えました。

そしてワールドカップ後にラグビーの母国、イングランドで史上初の外国人HCに就任。シックス・ネーションズで指揮官として最初の大会に臨みます。2015年のワールドカップでは開催国でありながら、予選プール敗退に終わったイングランドをどのように強化するのか。かつての教え子、日本代表の選手たちに話しを聞きました。

エディー・ジョーンズHCは日本代表を徹底的に鍛え上げました。合宿では1日3部練習など、特にフィジカルの強化を行いました。ただ、こういった手法はイングランドでは難しそうです。

3大会連続でワールドカップに出場し、日本代表で歴代トップ96キャップの大野均選手(東芝ブレイブルーパス)は「日本のような厳しい練習は、イングランドでは受け入れられないのではと思います」。

小柄な身体でワールドカップでも奮闘した田中史朗選手(パナソニックワイルドナイツ)も「彼のコーチングは特徴的だったので、イングランドに行ってどう変わるか。そしてイングランドの選手がエディーにどれだけ順応できるか」と、選手とのコミュニケーションがポイントになると予想しています。

また、畠山健介選手(サントリーサンゴリアス)が予想するエディー・ジョーンズHCのアプローチは「まず、ワールドカップで優勝するという大きな目標を掲げると思います。就任1年目ということで、選手の発掘であったりとか、新しいことへのチャレンジであったりとか、強みの部分の再確認、再構築を図ると予想しています」。

イングランドのラグビースタイルを変えるのでは、と語るのは日本代表のキャプテンを務めたリーチ マイケル(東芝ブレイブルーパス)。「元々、イングランドはスローなラグビーをしますが、エディーになってどんな戦い方になるのか面白そうです。日本代表とはまた違ったラグビーをすると思います」。

大野も「イングランドには才能ある選手がたくさんいますし、エディーさんがどんな編成でどんなラグビーをするのか楽しみです」。ラグビーの母国の復権を託されたエディー・ジョーンズHC。新たな挑戦は2月6日、スコットランド戦からスタートします。

■詳しくは、WOWOW番組オフィシャルサイト(wowow.co.jp/rugby)へ。

◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆

★「生中継!ラグビー欧州6カ国対抗戦 シックス・ネーションズ」

100年以上の歴史と伝統を誇る「シックス・ネーションズ」。ヨーロッパのラグビー強豪国6カ国が参加して行なわれる大会の模様を全15試合生中継でお届けする!

・第1節

「フランスvsイタリア」

【放送日】2/6(土)夜11:10~[WOWOWライブ]※無料放送

「スコットランドvsイングランド」

【放送日】2/6(土)深夜1:40~[WOWOWプライム]※無料放送

「アイルランドvsウェールズ」

【放送日】2/7(日)夜11:45~[WOWOWプライム]

注目記事