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2019年01月19日 15時03分 JST | 更新 2019年01月19日 15時04分 JST

美容サプリの真実!効果を最大限に引き出す方法って?

サプリは種類がたくさんありすぎて、何がいいかわからない人のために、目的に応じたサプリの有効成分を解説します。

この記事は2018年12月18日VoCE公式サイト掲載記事「美容サプリの真実!効果を最大限に引き出す方法って?」より転載したものを元に加筆・修正したものです。

サプリメントを飲んで「サプリをたくさん飲んでいるからわたしは健康!」「サプリのおかげで肌の調子がいい」と感じている人も多いのではないでしょうか。

結論から言えば、その多くは大きな間違いです。

体の中からキレイになるには、サプリの正しい使い方と注意点を知って、うまく使いこなさなければいけません。そこで、今回はサプリの基本と美容のためにどう効かせるか、さらにオススメの成分について解説します。

サプリメントとは?

サプリは食品に分類され、飲んだからといって必ずしも健康状態に導いてくれるものではありません。サプリと薬の大きな違いとして、サプリはそれを飲むことで期待できる効果をアピールすることができますが、そもそも薬ではないので、「治る」とか「病気を予防する」ということを表記・宣伝することができません。

にもかかわらず「このサプリを飲んでいるからカゼをひかなくなった」などと感じてサプリを飲んでいるとしたら、商品のPRが功を奏し、あなたの潜在的欲求と結びついた結果と言えるでしょう。サプリの対価として「健康」を得ているのではなく、「健康になった気持ち」を得ている人も少なくないというわけです。

サプリを利用するべき時

健康的な食事をとることで、必要な栄養素のすべてを補充することは可能ですが、栄養ばかりに目を向けると、食事を作る時間や手間がかかりますし、美味しいものや外食を我慢するためイライラが伴います。サプリはそんな「美容も食事も時間も」という方にはオススメです。

しかし、サプリを利用するときにはそれを飲むことで得られる「利益」とともに「リスク」も、総合的に自分自身で判断しなければなりません。得られる効果の他にそれに伴う多大な出費や副作用がどれほどか、しっかり考えるようにしましょう。

サプリのこんな表記には注意

厚生労働省の資料によると、「即効性」「万能」「最高のダイエット食品」「天然」「食品だから安全」「伝統医療」「驚くべき体験談」「ダイエットに効く○○茶(特許番号××番)」などの表記に消費者はなびく傾向があるといいます。このようなワードを目にした時、サプリの効果を過大評価しがちです。心当たりのある人は、冷静な目で、注意してその効果効能を判断しましょう。

美容のためにはこんなサプリがオススメ

美容のためのサプリは、数多く存在しますよね。「たくさんありすぎて、何がいいかわからない!!」という方のために、目的に応じたサプリの有効成分を以下に解説します。

美肌

美肌の基本は「ビタミンC」。ビタミンCは"チロシナーゼ"という酵素の働きを阻害してメラニンの沈着を防ぐ効果や、コラーゲンの合成に必要不可欠な要素であることはご存知の通りです。しかし、ビタミンCを効果的に摂取できていますか?

ビタミンCは腸で吸収できる量に上限があります。下図(引用:厚生労働省)から分かるように、ビタミンCの吸収量は1回の摂取量が200mgを超えたあたりから急速に低下します。「たくさん飲んでいるから大丈夫!」と思って安心している方は飲み方を改めましょう。美は1日にしてならず! ビタミンCは少量を1日2〜3回に分けて飲むことが原則。美肌のためには小さな努力の積み重ねが必要ですね。

シミ・くすみ

シミ・くすみの対策には、ビタミンCとともに「トラネキサム酸」の同時摂取を強くおすすめします。通常、肌が紫外線などの刺激を受けると、メラノサイトが活性化されメラニンが作られますが、その際発生する炎症物質をトラネキサム酸が抑制することでメラニン生成が抑えられると言われています。トラネキサム酸の内服療法では4〜8週後にはシミや肝斑の着色を軽減させることが明らかとなっていますが、残念ながらその作用は内服を中止してしまうと8週間後にはほぼ元通りに。こちらも「継続する」ということが大切ですね。

痩せる

まず「これを飲めば痩せる!」というサプリは残念ながら存在しませんのでご注意ください。では、ダイエット系サプリに含まれる"カルニチン" "αリポ酸" "BCAA(分枝鎖アミノ酸)"などの「ダイエット」を謳う効果はどこにあるのでしょうか? それはこれらの物質が、糖や脂質の代謝を改善するからなのです。

「ミトコンドリア」はエネルギー生産工場とよく言われますが、ミトコンドリアをはじめとするエネルギー代謝機能は加齢に伴って衰えます。上述のサプリによって、この落ちた代謝を改善することが期待できるのです。この大原則を頭に入れてダイエット系サプリを上手に使わないと、「飲んでいるのに痩せない」というありがちな結果に陥ります。これらの有効成分は食べ過ぎや運動不足を補ってくれるものではないことを肝に銘じ、"サプリありき"にならないようにしましょう。

デトックス

「L-システイン」はメラニン色素の生成を抑える、過剰にできたメラニンを無色化させる、肌のターンオーバーを正常化させる、などの働きがあり、すでに日常的に摂っている人も多いでしょう。しかし、それだけではないんです! L-システインは強力な抗酸化作用を有する「グルタチオン」の細胞内濃度を高め、肺や脳の機能向上、デトックス効果が期待できるのです。また、グルタチオンの美白効果は有名。L-システインから作られるグルタチオンを体内で効率的に利用するために、ビタミンB2などを含むマルチビタミンを同時に摂取するとその効果を最大限に享受することができます。

以上、サプリの基本と美容に効くサプリの有効成分について解説しました。サプリは今やどこでも手に入る身近な存在ですが、その手軽さゆえにサプリに過度な期待を寄せたり、間違った知識に惑わされたりしている方がたくさんいます。今一度、サプリの基本とそれらに含まれる有効成分の特徴をしっかり押さえ、サプリの持つ美容効果を最大限に引き出しましょう。