新生児育児を夫婦で満喫しよう その3 疲れ切った妻に笑ってもらおう

女性は本当に大変な仕事を背負っているのだなと痛感します。
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出産が無事終了したら妻は達成感に満ち溢れているのかと思っていましたが、そうでもないようです。長時間のお産が終わった瞬間は満足そうな表情でしたが、1日、2日経過すると、「鶏の骨でガラスープを作った後に残る、ダシをすべて抜き取られた骨になった気分」と言い出しました。大きなお腹は縮まり、可愛い次男坊を抱え、私から見たらキラキラ輝いているように見えるのですが、このギャップは何でしょう?

妻に聞いてみると、とにかく体が痛く、思ったように動けないというのです。突然、身体に障がいを抱えたような感じでしょうか?赤ちゃんが出てくる際に少し切られた部分が特に痛いというのです。出産前は体が大きくて身動きが取りづらく、産まれた後は、体が痛く、女性は本当に大変な仕事を背負っているのだなと痛感します。

こういう時は、とにかく妻の自尊心を高め、笑いを誘って、気分を軽くしてあげましょう。例えば、次男の授乳が終わった後、こう話しかけてみてはいかがでしょうか?

じゃ、次、俺が飲む番だな?

この瞬間、妻は大笑い。一度笑いを取ったら、このチャンスを逃してはいけません。その笑いをどんどん増幅させていきましょう。

妻:え?いや、助産師さんが入ってきたら困るでしょ。

私:ノックの音がしたらやめればいいじゃないか。昨日から乳がたくさん出て困るって言っていただろ。俺にも分けてくれ。

妻:笑。いや、遠慮しておきます。

私:いつもトヨちゃん(次男の名前)ばかりでずるい。俺も授乳クッションに頭のっけて飲みたいよ。

妻:笑。クッションのサイズが合わないと思う。

私:俺が飲むのがだめなら、余った乳がもったいないから、搾乳して、隣の部屋のママに売ろう。「搾りたてのミルクですよ!」って。

妻:笑。また、金儲けの話?牛のコスチューム使ったらいいかもね笑。

どうですか?こんな感じで新生児育児を笑いのあるものにしていきましょう!ちなみに、これも個室に移ったからできる会話ですよね。さすがに、他の女性がいる前ではこんな会話はできません。