オンラインビデオ広告の閲覧数、米国で今年に入って爆発的に急伸

オンラインビデオ広告の閲覧本数が、米国で急増している。comScoreによると、アメリカ人は8月にビデオ広告を月間で228億回も閲覧した。今年1月の月間閲読回数が91億回だから、約2.5倍も急伸したことになる。

オンラインビデオ広告の閲覧本数が、米国で急増している。comScoreによると、アメリカ人は8月にビデオ広告を月間で228億回も閲覧した。今年1月の月間閲読回数が91億回だから、約2.5倍も急伸したことになる。

(データソースはcomScore)

オンラインビデオ広告が人口の55.6%にリーチし8月も着実に浸透しているのだが、ここで特に注目すべきは視聴者一人当たりの閲覧頻度が急増していることだ。以下のグラフのように、1月には58.4回であったのが、8月には2倍以上の132.2回と増えている。

(データソースはcomScore)

サイト別に見れば、Googleがトップで8月には約32億回の広告を配信している。2位はビデオ広告配信ネットワークのADAP.tvが24.5億回で続いている。その後は、BrightRoll (23.9 億回), LIVERAIL (22億回), Specific Media (16.7億回)となっていた。8月に、10億回以上のビデオ広告を配信したサイトは8つあった。

最後に、オンラインビデオ配信サイトのユニークユーザー数ランキングを見ておこう。Google(YouTube)がやはり独走しており、8月のユニークユーザー数は1億6700万人でトップに。続いて、AOL (7120万人), Facebook (6220万人), NDN (5070万人)、 VEVO (4940万人)が追っている。

AOLがFacebookやVEVOを追い抜き2位に躍り出たのが話題になっている。セレブ、ニュース、エンターテイメントなどのビデオに力を入れ、攻撃的なキャンペーンを実施した。 AOL Onも勢いが感じられる。

◇参考

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