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衆院議員の資産、民主議員大量落選のため平均額が上がった?国会議員資産等公開法に基づき資産公開

2013年05月27日 14時41分 JST

昨年12月の衆院選で当選した衆院議員480人分の資産が27日、国会議員資産等公開法に基づき公開された。資産額の平均は3,228万円で前年より微増。公開制度が始まった2003年以来、衆院で増加に転じたのは初めてだ。最も資産が多かったのは、自民党の鳩山邦夫氏(福岡6区)で19億9884万円だった。朝日新聞デジタルは次のように報じている。

 朝日新聞社の集計によると、土地と建物の課税標準額、預貯金、株式を除く有価証券を合計した「資産額」の議員1人あたりの平均は3228万円で、前回2010年2月の公開時の平均と比べて、77万円多かった。

 前回より、平均がわずかに増えたのは、自民に比べて資産が少ない民主議員が大量落選したためだ。一方で、全議員の6割以上を占める自民も前回より減っており、1993年の制度開始から続く減少傾向は変わっていない。

 党派別では、自民が平均4108万円(前回5018万円)、民主が1322万円(同2692万円)、維新が1949万円、公明が1168万円(同1144万円)、みんなが3435万円(同3385万円)、共産は719万円(同679万円)、生活は3371万円、社民は2571万円(同1766万円)。

(05/27/2013朝日新聞デジタル「衆院議員の資産、平均3228万円 最多は鳩山邦夫氏」より)

上位10人には自民の新人3人が入った。1億円以上の資産を持つ議員は安倍晋三首相、日本維新の会の石原慎太郎共同代表、生活の党の小沢一郎代表ら26人。産経ニュースによれば、新人議員の平均資産額は前回調査よりほぼ倍増だという。

 参院からのくら替えを含む新人議員184人の平均は2290万円。前回の1253万円からほぼ倍増した。裕福なベテラン議員の引退や資産の少ない若手増加を背景に減少が続いていた衆院議員の平均資産が増加に転じたのは「資産家」の新人が多かったことも一因とみられる。

 鳩山氏に続く資産総額2位は自民党初当選組の神山佐市氏で、9億7445万円。3位は麻生太郎副総理兼財務相の4億3623万円だった。

(産経ニュース「平均資産3228万円、初の増加 首位は鳩山邦夫氏」より。 2013.5.27 10:05)

「地盤・看板・カバン」と言われる政治の世界でも、持てる者と持たざる者との差が開きつつあるのだろうか。いずれにせよ、いまの政権与党のほうが、アベノミクス効果を実感できる議員が多いようだ。