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北極点が、氷原ではなく「湖」に(動画)

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「北極点」と聞いて私たちが思い浮かべるイメージと、実際の姿には差が生まれているようだ。現在の北極点は、氷に覆われた場所ではなく、「湖」が広がる場所になっている。

以下の画像は、海氷の融解前と融解後の北極点の様子を比較したものだ。マウスオーバーすると、前と後を比較できる。

写真:北極点環境観測台(North Pole Environmental Observatory)
作成者:ジェイク・ビアラー

通常、7月は北極で最も温かい月とされているが、今年はその平均気温を摂氏1~3度上回っている。北極点付近の状態を2000年の春から観測しているウェブカメラ北極点環境観測台(North Pole Environmental Observatory)によれば、現在の北極点で見られる「浅い湖」は、海氷が溶けた水が、氷の層の上に広がっているものだという。

以下の動画は、北極点環境観測台のウェブカメラが、低速度撮影で捉えた映像だ。観測プロジェクトのウェブサイトに掲載された写真によると、北極の氷の融解は少なくとも2002年から始まっていた。

(h/t The Atlantic)







北極の氷の縮小。1979年から2007年までの比較。画像はWikimedia Commons

北極の海氷は、気候変動によって劇的な影響を受けている。海氷面積は、毎年、季節によって拡大と縮小を繰り返しているが、昨年の夏は観測史上最小の海氷面積が記録されている。また、今年の冬の最大海氷面積は、1970年代に人工衛星による観測が開始されて以来、6番目に小さい面積となった。

[北極点環境観測台は、米国の複数の研究機関と日本の海洋研究開発機構(JAMSTEC)が共同で行っている研究プロジェクト。北極点付近に漂流ブイの設置を設置して、自動観測を行っているリンク先の動画では、北極点環境観測台の設置方法などを説明している]

以下の画像ギャラリーでは、「地球温暖化による思いがけない現象」をまとめている。

[Nick Visser (English) 日本語版:兵藤説子、合原弘子/ガリレオ]

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