小平市で住民投票「不成立」の都道建設へ 事業認可を告示

都内では初の住民投票となった小平市内の道路建設が実施されることになった。住民請求の結果、今年5月に、計画の見直しを問う住民投票が行われたが、投票率が過半数に届かなかったことで「」となっていた。

都内では初の住民投票となった小平市内の道路建設が実施されることになった。住民請求の結果、今年5月に、計画の見直しを問う住民投票が行われたが、投票率が過半数に届かなかったことで「不成立」となっていた。

朝日新聞デジタルによると、国土交通省は7月30日、都への事業認可を告示した。都は9月上旬にも土地の買収などの補償について説明会を開き、2020年までに道路を整備する方針だ。

この都道は、小平市内の南北およそ1.4キロにわたって建設予定の物。雑木林など周囲の環境を破壊するとして、市民の反対運動が過熱。計画見直しを求める住民投票が行われることになった。しかし、5月26日の住民投票では、投票率が35.17%で確定。市議会が定めた規定の50%に達しなかったため、開票されずに不成立という結果に終わった。

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