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「ぼんち揚」日清HDと業務資本提携、関西では知られる米菓が全国展開へ

2014年02月05日 15時37分 JST | 更新 2014年02月05日 15時40分 JST

日本各地のご当地お菓子 画像集

日清食品ホールディングスは2月4日、「ぼんち揚」などの米菓メーカー、ぼんち(大阪市淀川区)と業務資本提携したと発表した。ぼんちの株式を30%を創業家などから買い取るという。朝日新聞デジタルなどが報じた。

日清食品の食品加工技術と、ぼんち社の米菓技術を融合させた新商品の開発を目指す。また、関西が地盤のぼんちの商品を、日清食品の流通網にのせて全国や東南アジアで売るという。



(朝日新聞デジタル「大阪米菓「ぼんち揚」、全国展開へ 日清HDが株取」より 2014/02/04 23:02)

SankeiBizによると、日清は、ポテトチップスなど「湖池屋」ブランドを展開するフレンテに20%出資するなど、菓子事業の強化も図っているという。

日清は、即席めんだけでなく、菓子事業などの強化を図っている。現在、子会社の日清シスコがビスケットなどを手がけると同時に、ポテトチップスなど「湖池屋」ブランドを展開するフレンテに20%を出資している。

(SankeiBiz 「日清食品が「ぼんち揚」のメーカーをグループ会社に 3割出資へ」より 2014/02/04 18:40)

「ぼんち揚」は、ぼんちの主力商品で、今から50年以上前の1960年に「揚小丸」として登場したのが最初。「ぼんち揚」という名称は、大阪を舞台にした山崎豊子さんの小説「ぼんち」から命名された。関東ではよく見かける「歌舞伎揚」と似た米菓だが、薄味で歌舞伎揚ほどかたくないのが特徴だ。

昭和38年頃、大阪の生んだ作家、山崎豊子が「のれん」「花のれん」に次ぐこの作者の「大阪もの」第3作「ぼんち」が週刊新潮で連載され、ベストセラーとなり、やがて映画(市川雷蔵)、舞台(中村扇雀)等もヒットした。
作者が単行本の「あとがき」の中で書いている、

「根性がすわり、地に足がついたスケールの大きな《ぼんぼん》 例え放蕩を重ねても、ぴしりと帖尻の合った遊び方をする男が《ぼんち》である」

竹馬はひらめいた。大阪で生まれた揚せんべい「ぼんち揚」と命名した。 ぼんち揚の誕生である。

(ぼんち株式会社「ぼんち揚誕生と「ぼんち」命名の由来」より)

関西に住む人にとっては、親しみのある菓子だが、全国展開ではないことを知らなかったという声も上がっていた。

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