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【世界に1枚だけ】英領ギアナ切手を競売へ 史上最高10億円以上で落札か

2014年03月25日 18時55分 JST | 更新 2014年03月27日 00時26分 JST

イギリスのオークション会社「サザビーズ」は3月24日、1856年に南米の英領ギアナ(現在のガイアナ)で印刷された1セント切手(写真)を競売にかけ、1000万〜2000万ドル(約10億〜20億円)で落札される見込みだと発表した

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八角形の赤い台紙に、帆船とラテン語の文字が印刷されているのが特徴だ。1枚しか現存してないと言われており、「世界一有名な切手」として知られている。

BBCの報道によると、当時の英領ギアナではイギリス本土から切手を輸入して使用していたが、船の積み荷の到着が遅れて、切手が届かないことがあった。郵便事業に支障を来す恐れがあったため、首都のジョージタウンで独自に製作されたものだという。

ロイターは、この切手が競売にかけられた数奇な顛末を以下のように報じている。

この切手は「英領ギアナ1セント・マゼンタ」と呼ばれ、現存する唯一のものとされている。1873年に同領に住む12歳の少年が家族の書類の中から発見して以来、売却や寄付などを繰り返した。その後、1980年に米大手化学会社デュポンの創業者一族のジョン・デュポン氏が93万5000ドルで落札した。

同氏は、1996年の殺人事件で有罪判決を受け、2010年に服役先の刑務所で死去した。切手は同氏の遺産管理団体によって売りに出された。

(ロイター「19世紀の英領ギアナ切手が競売へ、予想価格は過去最高10億円超」2014/03/25日 10:54)

オークションは6月17日にニューヨークで開かれる予定。切手の最高落札価格は、1996年に「トレスキリング・イエロー」につけられた288万スイス・フラン(約3億3000万円)。英領ギアナ切手が10万ドル以上で落札されれば、この記録を破って史上最高額となる。

【訂正】当初、落札見込み価格を「10万〜20万ドル」と記していましたが、正しくは「1000万〜2000万ドル」です。お詫びするともに訂正いたします。(2014/03/27 12:27)

世界の珍しい切手

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