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安倍首相が奉納した「真榊」とは? 靖国例大祭、参拝は見送り

2014年04月21日 00時32分 JST | 更新 2014年04月21日 00時49分 JST
時事通信社

安倍晋三首相は4月21日、東京・九段北の靖国神社で同日から始まった春季例大祭に合わせ「内閣総理大臣 安倍晋三」の名で「真榊(まさかき)」と呼ばれる供物を奉納した。時事ドットコムなどが報じた。

2013年末に参拝したばかりである上、23日に来日するアメリカのオバマ大統領が日本と中韓両国との関係悪化を懸念していることに配慮し、参拝は見送る方向。一方、自らの支持基盤である保守層にも配慮した形だ。

米国との関係では、23日にオバマ大統領が国賓として来日、24日には日米首脳会談が予定されており、こうした政治日程も考慮したとみられる。

安倍内閣の閣僚では、田村憲久厚生労働相も真榊を奉納。また、春季例大祭に先立って新藤義孝総務相が12日に、古屋圭司国家公安委員長が20日に靖国神社を参拝している。

(時事ドットコム「安倍首相が真榊奉納=靖国例大祭、参拝は見送り」より 2014/04/21 08:29)

真榊とは、コトバンクによると次のようなものだ。

真榊は神前に供えるサカキの鉢植え。靖国神社に奉納できるのは、1年で最も重要な祭事である春と秋の例大祭のみ。安倍首相は第1次内閣の2007年も今年(2013年)も4月の春季例大祭で真榊を奉納した。

( 2013-08-15 朝日新聞 朝刊 1総合 )

(コトバンク「玉串料と真榊(まさかき) とは」より)

また、時事ドットコムは次のように説明している。

真榊(まさかき) 神事の際に用いられる常緑樹で、鉢植えとして祭壇の前などに供える。紅白などの布で飾られることもある。靖国神社は春と秋の例大祭で、首相や閣僚らに参拝の案内状を送付しているが、安倍晋三首相は21日からの春季例大祭に合わせ、「内閣総理大臣」名で真榊を奉納した。

(時事ドットコム「真榊」より 2014/04/21 10:39)

安倍首相が2013年に奉納した真榊は次の写真に写されている。

masakaki

秋季例大祭で安倍晋三首相が奉納した祭具の真榊(まさかき)=(2013年10月)17日午前、東京・九段北の靖国神社

朝日新聞デジタルが靖国神社の話として伝えたところ、真榊料は5万円で、21日までに納められたという。

安倍首相は就任から1年たった2013年12月26日には、靖国神社に参拝し、中国や韓国から非難を受けたのを始め、アメリカからも「失望」を表明され、外交上の問題になっていた。