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「Pepper(ペッパー)」ソフトバンク、人の感情がわかるロボットを販売へ 孫正義社長「歴史的な転換の日」

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ソフトバンクの孫正義社長は6月5日、記者会見を行い、人工知能を搭載した人型ロボット「ペッパー(Pepper)」を発表した。これまでのロボットとは異なり、人の感情を理解することができるという。2015年2月から、19万8000円で一般販売される。

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■「感情エンジン」+「クラウドAI」

ペッパーには、人の感情を認識する「感情エンジン」という高度な人工知能(AI)が搭載されている。人の笑顔や反応を記録して分析することで、どのような行動を取れば良いかを自立学習考えて行動するという。

pepper

例えば、子供に絵本を読み聞かせることを行い、子供の笑顔を記録。さらにそれを保護者に報告する反応も記録し、感情のデータを積みあげ、自律学習に利用する。接客などでは、お客さんの反応や人数を元に、対応を変える。

pepper

さらに、ペッパーは1台だけで自律学習を行うわけではなく、インターネット上の「クラウドAI」に接続することで、他のペッパーが記録した情報も取り入れ、学習を加速するという。

どこかでパーティーのホストを行ったペッパーAが収集した、「何が人々にウケたか」というデータがクラウドAIに蓄積され、別のどこかにいるペッパーBに送られる。ペッパーBはペッパーAのデータを元に、よりウケる働きをする。

記者団の前に挨拶に立ったペッパーは、孫社長と次のような会話を行った。

ペッパー「ところで孫社長、たくさんのフラッシュを焚かれて、めまいはしませんか」

 

孫社長「大丈夫だよ。慣れているからね。慣れているからね」

 

ペッパー「本当のことを言うと、僕も悪い気はしません。もっと写真を撮ってほしい。ポーズをとりますね。

 

はい!(ポーズを3つほど決める)

 

あ、そうだ孫社長、僕と握手しているところを撮ってもらいましょうよ。はい、記者の皆さん最高のシャッターチャンスですよ。ロボットと人類が握手している歴史的瞬間ですよ」

 

(USTREAM「Softbank 記者会見」より 2014/06/05)

■「歴史的転換の日」

masayoshi son

孫社長は、1949年につくられたノイマン型のコンピュータとペッパーを比較し、この日が「コンピュータがあの日から変わったと人々がいえる、歴史的な日」と自信たっぷりだ。

ノイマン型は人間の脳で例えると左脳にあたり、計算や記憶など、人間がロジカルに物を考え、情報を整理することに役立ってきたという。一方、ペッパーは感情を記録する。

「歴史的な転換点の日を、みなさんの一緒に迎えることができて嬉しい。

 

今までのコンピュータは、人間があらかじめプログラムして、それをそのまま実行するというものでした。我々がめざしているのは、家族の喜びのために、人々の喜びのために自らが意識を持って自らの意志で動くロボットです。

 

喜びを大きく、悲しみを小さく。情報改革で人々を幸せに。それがソフトバンクの理念です」

 

(USTREAM「Softbank 記者会見」より 2014/06/05)

なお、ペッパーは6月6日より、ソフトバンクショップ銀座ソフトバンクショップ表参道で、実演が見られるという。

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