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「スターバックスがクリスマスを侮辱している」と抗議 一体なぜ?

2015年11月10日 18時40分 JST | 更新 2015年11月10日 19時50分 JST

スターバックスのホリデーシーズン用カップに怒っている人達がいる。一体何が問題なのだろう?

ホリデーシーズンの11月と12月、スターバックスは通常のカップではなく、ホリデーシーズン用のカップを使う。これまでは、雪の結晶やクリスマスの飾り、自然の風景など冬らしいデザインやクリスマスをテーマにしたデザインが使われてきた。しかし2015年のカップは、濃淡赤地のとてもシンプルなデザインだ。同社のジェフリー・フィールズ副社長は、「クリスマスシーズンの質素さと静けさを表現した」と話している

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ところが、この無地の赤いカップが、クリスマスへの侮辱だと感じている人たちがいる。

イギリスを中心に活動するキリスト教団体「クリスチャン・コンサーン」のアンドレア・ウィリアムズ氏は、ニュースメディアのブレイトバートに「スターバックスはアメリカン・ドリームを実現し、ここまで成長しました。しかしこのホリデーシーズンカップは、アメリカン・ドリームの背景にある歴史やキリスト教の伝統を否定しています。イエス・キリストが私たちに与えてくれた希望と、キリストの言葉をも否定しているのです」と語っている。

ソーシャル・メディアでは、この意見に賛同する声が集まっている。

「スターバックスのようにクリスマスを祝わない店では、苦労して稼いだお金は使いません」



しかし、これまで十字架や飼い葉桶など、キリスト教のシンボルがデザインされていたわけではない。それに、これまで使われてきたスノーマンのデザインが、単にクリスマスカラーの赤と緑をあしらったカップよりもなぜ「キリスト教的」だと言えるのだろうか?

そういう疑問は残るが、スターバックスに抗議するために元牧師のジョシュア・ファウアースタイン氏が考案した「悪ふざけ」がFacebookでシェアされている。彼はスターバックスで自分の名前を「メリークリスマス」と伝えたそうだ。そうすれば、バリスタはカップに「メリークリスマス」と書かざるをえない。



ファウアースタイン氏は、銃を持参したとも話している。店には銃を持ち込まないで欲しいというスターバックスのハワード・シュルツCEOに挑戦するかのような態度だ。

ファウアースタイン氏は、スターバックスで自分の名前を「メリークリスマス」と伝えるよう、そしてハッシュタグ#MerryChristmasStarbucksを使うよう呼びかけている。その「悪ふざけ」に多くの人が支持を表明したが、矛盾も指摘された。

「この『悪ふざけ』でスターバックスの売上が伸びれば、それはあなたの責任だ」



一方で、スターバックスへの抗議を、批判する人たちもいる。

「キリストと自分をつなぐためにコーヒーチェーンが必要だとしたら、神との関係を見直した方がいい」



また、今回の出来事がスターバックス自作自演のマーケティング戦略だと言う人も現れた。

「#MerryChristmasStarbucksは本当のことなのか?それともスターバックスによるただのマーケティングなのか? カップ一つでこんな大論争が起こるなんて考えられない」



忘れてはいけないのは、カップを非難しているのは少数で、全てのキリスト教徒が同じ様に感じてはいないということだ。ハフポストUS版にブログを寄せたエミリー・ヒース牧師は、今回の出来事はバカバカしく、優先順位を間違えていると指摘する。

これはブラック・フライデーのセールで、他の買い物客を踏みつぶしてでも薄型テレビを安く買おうとする人たちに似ています。個人的な信仰が無視されたと感じると、腹が立って公的な場で暴走するのです。彼らは買い物客の代わりに、他の人を受け入れることや、多様性、忍耐、そして複数での共存といった価値観を攻撃するのです。

みなさん、楽しいホリデーシーズンをお過ごし下さい。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

体に良くなさそうなスターバックスドリンク

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