うたのお兄さん・横山だいすけ、「おかあさんといっしょ」卒業 後任は花田ゆういちろう

NHKは17日、Eテレの「おかあさんといっしょ」の11代目うたのお兄さん・横山だいすけが、3月30日の放送を最後に番組から卒業することを発表した。
時事通信社

NHKは2月17日、Eテレの子供番組「おかあさんといっしょ」の11代目うたのお兄さん・横山だいすけが3月30日の放送を最後に番組から卒業することを発表した。横山はうたのお兄さんとしては歴代最長の9年間を務めた。

横山からバトンを受け取る12代目・花田ゆういちろうは4月3日の放送から登場する。

横山は千葉県出身、国立音楽大学を卒業。劇団四季を経て2008年4月からうたのお兄さんを務め、全国の子供たちに親しまれてきた。

17日には東京・渋谷のNHKで記者会見が行われ、横山は「高校生の時からうたのお兄さんになるのが夢でした」「毎日楽しく過ごすことができました。見て下さった皆様、子供たちにいろいろなものをいただきました。ありがとうございました」と話した。今後は子供向けのミュージカルなどをやりたいという。

一方、新たにうたのお兄さんとなる花田は「まさか自分がやれるとは夢にも思っていなかったのでとてもうれしいです。9年やってきた、だいすけお兄さんから受け取るバトンはとても重く感じています。自分なりのうたのお兄さんを深めたい」とあいさつした。花田は東京都出身。国立音楽大学を卒業後、1月に文学座付属演劇研究所を卒業した。

うたのお姉さんの小野あつこ、体操のお兄さんの小林よしひさ、パント!のお姉さんの上原りさは引き続き出演する。

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