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「軍手しながら瞬間接着剤を使わないで」セメダイン公式が警告 化学反応でやけどの恐れ

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軍手 | The Huffington Post Japan
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軍手をはめて接着剤を使用していたところ「軍手に接着剤がついた瞬間、超高熱を感じて火傷しそうになった」と、あるTwitterユーザーが3月13日に投稿し、話題になっている。

この投稿に接着剤メーカー「セメダイン」の公式Twitterが反応。「瞬間接着剤は、繊維に染み込むと、化学反応が急激に促進され火傷をするほどの高熱を発します。お怪我はなかったでしょうか」と慮った上で、ポリエチレン製など接着剤が染み込まない素材で作られた手袋の使用を呼びかけた。

■布に瞬間接着剤…なぜ発熱するの?

同社によると瞬間接着剤は、空気中の湿気に反応して硬まるという。そのため、布・紙など液剤が染みやすい素材では、「毛細現象により素早く瞬間接着剤が素材に浸透」し、空気に触れる表面積が増えるという。表面積が拡大した分だけ、急激に化学反応が起こり「高温の反応熱が生じます」という。

瞬間接着剤「アロンアルファ」を展開する東亞合成の公式サイトでも、「特に綿、ポリエステル系、およびアセテート系の衣類に液状の瞬間接着剤が染み込んだ場合、100℃前後まで温度が上昇することが確認されており、やけどの恐れがあります」と警告している。

■ストッキングの伝線、応急処置に瞬間接着剤は「絶対にやめて」

セメダインの広報担当者はハフィントンポストの取材に対し、「衣服の修繕などで瞬間接着剤を使用することは、発熱して危険なのでやめていただきたいです。ストッキングが伝線した際、応急処置で瞬間接着剤を使われる方がいますが、実際にやけどの事例があるので、絶対にやめてください」と注意を呼びかけた。

■衣類や皮膚に接着剤がついたら…

東亞合成の公式サイトによると、「衣類に付いた接着剤は、無理に取ろうとせず専門のクリーニング店に除去を依頼して下さい」としている。また、大量に衣類に染み込んだときは、急激な発熱でやけどの恐れがあるため、「脱がずに大量の水で冷やして下さい」と呼びかけている。

皮膚についた場合は、皮膚を傷めるため無理に引っ張ったり剥がそうとしてはいけないという。代わりに、40℃くらいのお湯で「もむようにしてゆっくりはがして下さい。汗をかくことではがれやすくなります」としている。

付着し固まった瞬間接着剤は「新陳代謝により2~3日で自然に取れます」と説明。専用の「はがし液」でもはがせるという。また、予め「指にハンドクリームを塗っておくと、指に接着剤がつきにくくなります」と、もしもの時に備えての対策法を紹介している。