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裸で震えていた3歳の女の子の命を救ったのは、虐待・保護された犬「ピーナッツ」の第六感だった

2017年03月21日 23時20分 JST | 更新 2017年03月22日 18時31分 JST

約1年前、虐待を受けて動物シェルターで保護されていたピーナッツが、今度は3歳の小さな女の子の命を救った。

デルタ・アニマル・シェルターは3月21日、Facebookで飼い主の女性から寄せられたという手紙をシェアした。

手紙によると、ピーナッツは中型の雑種犬で、保護施設から、アメリカ・ミシガン州のエスカナーバの家庭に、約1年前に引き取られた。

3月17日の午前11時ごろ、家族は普段はおとなしいピーナッツが、突如猛烈な勢いで吠え始めたことに気づいたという。ピーナッツは階段を登ったり降りたりするようになったが、家族にはその理由がわからなかった。しかしピーナッツは、ガレージにいた手紙の差出人の夫が外に出してくれるまで吠え続けた。

ピーナッツは、家の裏手の溝の前まで行くと動きを止め、夫の方を振り返った。夫はその場の光景を見てびっくりしたという。溝の中で、3歳の女の子が、裸で身体を丸めてブルブルと震えていたからだ。夫は女の子を抱きかかえ、シャツにくるんで自宅へと急いで帰り、救急車を呼び警察に通報した。

その時、女の子は「ワンちゃん...」とだけ呟いたという。その後、女の子は無事が確認された。

家族は手紙の中で、「ピーナッツは今も、自分の不幸な境遇から得た第六感が働いているのでしょう。ピーナッツは私達家族の一員ですし、シェルターで働く皆さんにも感謝しています。ピーナッツがいなければ、あの子はこの世を去っていたかもしれません」と話している。

デルタ郡の司法当局は声明で、女の子が発見された当時の気温は約0度だったが、ケガはなかったと発表した。

その後の捜査で、女の子の両親は近所に住んでいたことがわかったが、その家は安全ではなく不衛生な環境だったことが明らかになり、児童保護サービスの当局と連携して、この女の子と家にいた別の少女は保護された。この事件は郡検察に送検された。

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