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国立市の中年男性を不燃ごみ呼ばわり? 分別呼びかける『ごみ三銃士』その意図とは

2017年03月28日 14時14分 JST | 更新 2017年03月28日 14時42分 JST

一橋大学のサークルが作ったごみ分別を呼び掛けるイラストが、Twitter上で物議を醸している。イラストを作成したのは、東京都国立市を拠点に活動する一橋大生サークル「国立あかるくらぶ」。ハフィントンポストは、国立あかるくらぶに話を聞いた。

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国立あかるくらぶが作成したイラスト

イラストには「ごみ三銃士」と呼ばれる3人の中年男性が登場し、「製品プラスティック」、「プラスティック容器包装紙」、「不燃ごみ」役となり、分別を呼びかけている。その中で、「不燃ごみ」に見立てられた中年男性が、自分をごみ呼ばわりして分別を訴えるという自虐的なやりとりが描かれている。

イラストは、グルメ漫画「美味しんぼ」に登場する「ラーメン三銃士」のオマージュで、一橋大学の新入生用のパンフレットに掲載した。

イラストの写真がTwitter上に投稿されると、当初は国立市が作ったものだと勘違いされ、‘ごみ’表現を指摘する声が広がった。

--イラストを作った経緯や伝えたかった想いを教えてください

新生活の役に立ち、また目を引きやすいものにしました。ごみの分別のようなお硬い情報は大学生の目になかなか留まりません。そのギャップを埋めることで街のためになるような事がしたいと思いました。

--イラストがネット上で話題となっていることについて、どう受け止めていますか

ツイッターなどで拡散されるように、「いらすとや」さんと漫画のコラージュという流行りやすいコンテンツを混ぜてみましたが、ここまで話題になると思いませんでした。想定していなかった反応もありました。

--「私が不燃ゴミです」というメッセージ性の強いイラストにした理由はなんですか

そこまで強いメッセージを込めたつもりはありませんでしたが、「ごみの擬人化」を感じさせたかったというのが理由です。私たちはごみ処理施設の見学に行くこともあり、そこで分別の為されていないごみに苦慮する職員の方を目にしました。きちんと分別されれば資源として生まれ変わるのに、分別されないことによって文字通り”ごみ”になってはかわいそうだろうと思い、より読者の方に伝わる表現にしました。

--このメッセージに対する指摘がありますが、どう受け止めていますか

今回の媒体のターゲットは、新たに一橋大学へ入学する新入生でした。学生である私自身が強く感じるのは、大学生に堅い情報発信をするのはほぼ無力に等しいです。批判もあると思いますが、「ごみの擬人化」というキャッチーな表現を用いることで、学生にも伝わりやすい情報発信ができればと思いました。


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