上西小百合議員の騒動、「レッズファンの方が悪い」 宇野常寛氏が持論

上西小百合衆院議員が浦和サポーターを批判するツイートが原因で殺害予告を受けた問題で、20日放送の日本テレビ系「スッキリ!」に出演した評論家の宇野常寛氏が持論を展開した。
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上西小百合衆院議員がサッカーの浦和サポーターを批判するツイートが原因で殺害予告を受けた問題で、7月20日放送の日本テレビ系「スッキリ!」に出演した評論家の宇野常寛氏が「レッズファンの方が悪いと思う」と持論を展開した。

番組では、上西氏が19日に開いた会見を報道。上西氏は15日の浦和対ドルトムント(ドイツ)戦を受けて、浦和ファンに向けて「他人に自分の人生乗っけてんじゃねえよ」などとつぶやき大炎上。さらにツイートを受け、上西議員の事務所には殺害予告とも取れるFAXなどが届いたことから、上西氏側は警察署に相談したことなどを取り上げた。

このニュースのVTRの後、コメントを求められた宇野氏は次のように話した。

これね、僕はレッズファンの方が悪いと思う。なぜかというと、どんな意見を言ったとしても、「殺すぞ」とか「さらう」とか言ったらアウトですよ。だから「お前の意見間違ってる」とか「お前の意見、俺は違うぞ」っというのは、いくら言ってもいいんですよ。でも「お前は意見いうな」っていうのはNGですよ。それを分かってないパーが多すぎますよね。

僕自身よく炎上するんで、それよく感じますよ。(番組司会の)加藤さんが次の話題行きたがってるのに、なんでお前突っ込んでんだよみたいな、空気読んで発言すんのやめろよとか、そんなこと言ってくるアホなツイッターらがいっぱいいるんで。

この発言に、たまらず加藤浩次さんが「それ以上言うと上西議員と一緒になっちゃうんですよ」とやんわり制したが、宇野氏は「ドンと来いです」と笑顔。加藤さんが「でもまあ、そういうことか、殺すぞとかはっていう言葉は(ダメ)」と言うと、宇野氏は再び「だから『お前の意見は間違っている』まではセーフ。『お前意見言うな」はアウト。それが絶対のルールです」と強調していた。

宇野氏は評論家、批評誌「PLANETS」編集長。著書に『ゼロ年代の想像力』、『リトル・ピープルの時代』など。京都精華大学非常勤講師、立教大学兼任講師。1978年生まれ。

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