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安倍首相、答弁の矛盾を突かれ「混同していた」⇒ 蓮舫氏「国会をなんだと思っているのか」 【加計学園問題で閉会中審査】

2017年07月25日 00時48分 JST | 更新 2017年07月25日 00時48分 JST
reuters

学校法人「加計学園」の獣医学部新設問題をめぐり、安倍晋三首相は加計学園の計画を知った時期について、過去の国会での発言との矛盾を追及され「混同した部分があった」と述べた。参院予算委の閉会中審査で7月25日、蓮舫議員(民進)の質疑に対して答えた。

安倍首相は、7月24日の衆院予算委で、大串博志議員(民進)の質疑に対して「申請が正式に認められた国家戦略特区の諮問会議、2017年1月20日に初めて知った。わたしは知りうる立場にはあったが、具体的な説明はなかった」と答弁した

蓮舫氏はこの発言が、6月16日の衆院予算委の福島瑞穂議員(社民)に対する答弁内容と異なると指摘。

安倍首相は当時、「申請されたことは承知していたが、その後に私は議長を務めているので、国家戦略特区に申請すれば私の知りうるところになる」などと答えており、これについて今日の審議で「急なご質問に対して、今治市の提案と加計学園の申請など整理が不十分なままお答えした部分がある。知りうる立場にあったことを、そのような表現で申し上げた」と釈明した。

その上で改めて、「獣医学部新設の提案者は自治体である今治市であり、加計学園ではない。過去の今治市の提案も、数十件ある案件のうちの一つで、結果も4度とも提案を事実上認めないものだったので、(加計学園の計画を)私は認識していなかった」と述べた。

蓮舫氏は続けて、6月5日の参院決算委における、平山佐知子議員(民進)と交わしたやりとりを取り上げた。「加計孝太郎理事長がずっと獣医学部を新設したいという思いがあったことは当然ながらご存知でしたね」という質疑に対して、安倍首相が「安倍政権になってから、国家戦略特区にその申請を今治市とともに出された段階で承知した」と発言したことを紹介。

実際に申請されたのは1月10日で、「1月20日」と述べた自身の発言との整合性を問われた安倍首相は、「平山議員の場合は、急にご質問があったので、混同した部分があった。それ以外にも何回かご質問をいただき、知りうる立場にあったと答弁しているのは事実だ」と答えた。

続けて「諮問会議に申請がかかるのは、申請段階ではなく申請を決定する段階で、10日後の1月20日だった。正確性に欠いていたわけですが、申請を今治市とともに決定する段階で、諮問会議の議長として、加計学園の計画について承知をしたと言うことだ」とも語った。

これに対して蓮舫氏は「国会をなんだと思っているのか。自己矛盾を指摘されたら、あの時は正確じゃなかった。昨日1月20日と言ってしまったがゆえに、下方修正しているとしか思えない」と述べ、安倍首相の発言が過去と矛盾することを批判した。