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ホラー漫画『殺戮モルフ』一部シーンが黒塗りに。原作者は呆然「全く相談無しだった」

漫画ファンも驚く「戦時中の教科書みたい」「検閲かな?」

2017年12月13日 10時04分 JST | 更新 2017年12月16日 13時01分 JST

秋田書店のホラー漫画『殺戮モルフ』第2巻の一部シーンが黒塗りになると、原作者の外薗昌也(ほかぞの・まさや)さんが公式Twitterで明かした。

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出版社から見本を受け取った外薗さんは12日、「グロシーンを真っ黒に塗り潰されての発売となりました」と、該当のシーンをツイートした。この単行本は12月20日に発売予定だが、外薗さんは黒塗りについて「全く相談無しだった」と書いている。

漫画が単行本に収録される際に、元のバージョンから修正が加わることが出版業界ではよくあるが、ここまで大幅な修正が作者に知らされてなかったとすれば異例だ。

ネット上では「戦時中の教科書みたい」「検閲かな?」と驚く声が相次いでいる。

外薗さんは「このままでは発禁になると判断しての処置みたいです」とツイートしており、出版社側の自主規制による可能性がある。外薗さんには事前に相談がなかったそうで、「これなら出さないほうがいいですよね」と呆然とした様子でつぶやいている。

殺戮モルフ』は外薗さんが原作、兄妹ユニットの「小池ノクト」が漫画を担当して、ヤングチャンピオンで2月から連載している。謎めいた殺人鬼に翻弄される女子高生と警察官のスプラッターホラーとなっている。

ハフポスト日本版は秋田書店に取材を試みたが「担当者が不在で現時点では答えられない」というコメントだった。

【UPDATE】関係者によると、雑誌掲載時にも該当シーンは黒く塗られていたが、単行本では「本来の形」で掲載する方針だったという。(2017/12/13 12:33)