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テイラー・スウィフト、Apple Musicと仲直り アルバム「1989」を配信へ

2015年06月25日 20時55分 JST | 更新 2015年06月25日 22時41分 JST
Michel Porro via Getty Images
AMSTERDAM, NETHERLANDS - JUNE 21: Taylor Swift performs in The 1989 World Tour at Ziggo Dome on June 21, 2015 in Amsterdam, The Netherlands. (Photo by Michel Porro/Getty Images for TAS)

歌手テイラー・スウィフトが、アップルの定額制音楽ストリーミングサービス Apple Music で最新アルバム『1989』を配信すると発表しました。Twitterへの投稿で明らかにしたもので、無料トライアル期間中も楽曲使用料を支払うと約束したアップルに対し、感謝の言葉もツイートしています。

アップルは6月30日の Apple Music 開始から3か月を無料トライアル期間とし、ユーザーに対し月額料金を無料にすると発表済みです。また、アップルはこの3ヶ月の間に再生された楽曲の使用料は、支払いを免除するよう3大レコード会社に求め、了解を得ていました。

ところが、それに噛み付いたのがテイラー・スウィフトでした。彼女は Tumblr への投稿で、自分はともかくインディーズや若手ミュージシャンにとって3ヶ月もの「タダ働き」は死活問題だとし、最新アルバム『1989』をApple Musicに提供しないと発表しました

これに気づいたアップル上級副社長のエディ・キューはすぐさま事態の収拾に動き、当初の方針を翻して無料期間中もアーティストに楽曲使用料を支払うことを決定、テイラー・スウィフト本人に連絡をとるとともにそのことを公表しました。

その結果、無料期間の支払いがないことに反発をしていたインディーズレーベルも、この一件をきっかけに態度を改め、次々と Apple Music との契約を結び始めています。

 

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さらにファレル・ウィリアムズが、新曲『Freedom』を Apple Music で独占配信することを発表。いったんはケチが付いたかに思われた Apple Music でしたが、ここへ来て完全に勢いを取り戻したように見えます。

一連の動向に対してしばし沈黙を守っていたのが、事の発端となったテイラー・スウィフト。楽曲使用料が支払われないのを理由に『1989』を引き揚げると宣言したにもかかわらず、1日も立たないうちにアップル方針転換をしたことで、逆に『1989』を提供しない理由がなくなったように思われました。

そして日本時間6月26日未明、テイラー・スウィフトは Twitter で「Apple Music で1989を配信することに決めました」、「Appleとの間に特別な取り決めはありません」、「初めて自分のアルバムをストリーミングしてもいいと感じました。アップルの方針変更に感謝します」と発言。これまでいかなる定額制音楽サービスにも提供しなかったアルバム『1989』を、はじめてApple Music で配信することを明かしました。

一時はゴタゴタしたテイラー・スウィフトと Apple Musicですが、これにて一件落着。Apple Music のサービス開始は4日後です。

ちなみに、Apple Music のサービスの一部として提供されるネットラジオ Beats 1 には、英国音楽界の大御所エルトン・ジョンをはじめファレル・ウィリアムズ、WWDC 2015 のApple Music 発表で登壇したラッパーのドレイクがそれぞれ番組を担当しDJを務めることが明らかになっています。また、ゼイン・ロウは Beats 1 での放送のため、エミネムにインタビューを敢行したことをツイートしています。

(2015年6月26日 Engadget日本版「Apple Music、テイラー・スウィフトの『1989』を配信へ。ファレル・ウィリアムズの新曲も独占配信」より転載)

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