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乗車前にタクシー料金がわかる!配車アプリでタクシーにもIT革命

『配車アプリ』とは、スマホのアプリ上で乗車場所を指定すれば近くにいるタクシーが送迎に来てくれるサービスです。
Taxi service. Smartphone and touchscreen, city skyscrapers. Vector flat illustration.
Taxi service. Smartphone and touchscreen, city skyscrapers. Vector flat illustration.
Lyudinka via Getty Images

これからは『配車アプリ』による効率的な乗車が必要

2017年1月30日より、東京都内(23区・武蔵野市・三鷹市)の初乗り運賃が730円(2kmまで)から、410円(1052kmまで)に変更。2kmまでの近距離ではこれまでと比べ値下げとなりますが、距離が長くなると値上げとなる方向となりました。

今回の初乗り運賃変更の背景として、最近10年においてタクシーの輸送人員が3割減少、外国人観光客の急増など、タクシー業界の環境の変化があります。短距離での気軽な乗車を増やし、全体の乗車数を増やしていく方針です。

今後、タクシー業界としては利用単価が下がることが予想されるため、『配車アプリ』の活用などで効率的に集客し、回転率を高めていく必要があります。

タクシー料金が事前に確定!急増する外国人観光客に向けた取り組み

『配車アプリ』とは、スマホのアプリ上で乗車場所を指定すれば近くにいるタクシーが送迎に来てくれるサービス。配車アプリには、都内タクシー大手「日本交通」が手がける「全国タクシー」、LINE上でタクシーを呼べる『LINE TAXI』、アメリカのウーバー・テクノロジーズが運営する『Uber』などがあります。

さらに国土交通省では、配車アプリを活用し、タクシー料金を乗車前に確定できるサービスの2017年度からの導入を進めています。アプリに目的地などを入力し事前に計算した運賃と、実際に乗車した際のメーター料金から安い方を選べるようにする方針です。

これは東京で開催される国際大会に向けた取り組みの1つで、事前に料金が確認できることで外国人観光客に安心・便利にタクシーを利用してもらうことを目的としています。

IT技術活用の重要性が増すタクシー業界。利便性を高め、乗客の獲得を目指していきます。

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