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マンデラ元大統領「危篤」 容体悪化、南アフリカ大統領府発表

2013年06月23日 20時49分 JST | 更新 2013年06月23日 23時13分 JST
AFP時事

南アフリカ大統領府は23日、ネルソン・マンデラ元大統領(94)の容体について「危篤」と発表した。マンデラ氏は昨年12月以降、入退院を繰り返しており、今月8日にも緊急入院していた。朝日新聞デジタルなどが伝えた。

南アフリカのズマ大統領が23日夜、マンデラ氏が入院中の首都プレトリアの病院を訪れ、この24時間で容体が悪化したと医師団から説明を受けた、と時事通信が伝えている。

マンデラ氏は今月8日に肺の感染症の再発で入院。共同通信によると、大統領府はこれまで、マンデラ氏の容体について「深刻(SERIOUS)だが安定している」と説明していたが、今回は初めて「重篤(CRITICAL)」との単語を使った。

マンデラ氏は、南アフリカの反アパルトヘイト(人種隔離)闘争を指導。1993年にノーベル平和賞を受賞した。ウィキペディアによると、1994年に南アフリカ史上初めて全人種が参加して選挙が行われ、マンデラ氏率いるANC(アフリカ民族会議)が勝利。その後黒人初の大統領に就任し、人種間の対立や格差の是正、民主化などに努めた。

朝日新聞デジタルによると、2010年にアフリカ大陸で初めて開催されたサッカー・ワールドカップ(W杯)招致にも活躍。閉会式に姿を見せたが、これ以降、公の場に姿を見せていないという。

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