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ドコモの冬モデル、ソニー・富士通・シャープ「スリートップ」で決まり?

2013年08月15日 23時16分 JST | 更新 2013年08月15日 23時32分 JST
engadget

冬のドコモはソニー・富士通・シャープの「スリートップ」、サムスンは選外?

NTTドコモの冬モデルは「スリートップ」になるかもしれません。ロイターは14日、関係者の話として、NTTドコモの冬モデルではソニーとシャープ、富士通の3メーカーが重点販売されると伝えています。

2013年の夏モデルでは、ドコモは10機種のスマートフォンを発表し、このうち Xperia A SO-04EGALAXY S4 SC-04E の2モデルを主力商品として大々的に訴えました。

この「ツートップ戦略」ではプロモーションだけではなく、特別な値引き施策も用意されたため、選ばれなかったメーカーからは悔しさをにじませる声や、恨み節に近い言葉まで聞こえてきました。

しかしその一方、ツートップ端末の販売は好調で、普及モデルの Xperia A SO-04E は100万台超、高機能モデルの GALAXY S4 SC-04E は50万台超。販売契約数やMNPの数を他社と比較すれば、苦しい戦いと言わざるを得ないドコモの中にあって、夏を盛り上げる存在となっています。

docomo

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ロイターでは、「複数の関係筋」からの情報として、ソニーとシャープ、富士通のスマートフォンが主力モデルになると報じています。ただし、それが「スリートップ」として展開されるかなど、具体的な販売手法についてはこれから。現在ドコモは検討段階です。

また、主力からサムスンが外れています。サムスンは今冬、スタイラスペンを搭載するGalaxy Noteシリーズなど2モデルを投入する計画。

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記事では、ドコモの今冬の戦略がシャープにとって追い風になると結んでいます。フィーチャーフォン全盛の時代にドコモを支えたNECは、スマートフォン事業からの撤退を表明。パナソニックも冬商戦にスマートフォンを投入しないことを明らかにしました。

シャープは、NECやパナソニックの背中を追いかける形で携帯電話事業に参入し、2000年に初のカメラ付き携帯電話を投入、技術力と「目の付け所」で国内の携帯電話市場を牽引してきました。2010年には「目指してる、未来がちがう。」をスローガンに据えましたが、液晶パネルなどの不振で2012年度は大幅な赤字に転落。当面、経営再建がシャープの目指す未来となってしまいました。

このほか名前のあがったメーカーはソニーと富士通です。ソニーは、次世代フラッグシップ Xperia スマートフォンとして噂になっている『Honami』の情報が出回っている状態。現時点で何も発表はありませんが、報道と噂を信じれば、今冬のソニーは普及モデルではなく、フラッグシップが発売されるのかもしれません。

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また、富士通では、今回の報道について「全くわからない」と話す一方で、「ドコモにフラッグシップを投入する方針に変更はない」と語っています。夏モデルの ARROWS NX F-06E は、ツートップにこそ選定されていませんが、高機能かつこれまでの反省を踏まえた熱処理対策も施されていました。

今冬、仮にスリートップが実現するならば、もしかしたら、ソニーと富士通のフラッグシップモデル、シャープの普及モデルというラインナップになるのかもしれません。

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なお、ロイターの報道を受けて、NTTドコモでは「何も決まった事実はない。現在、メーカーから提案を受けている段階で、決まっていないためスリートップもありうるという話」とコメントしています。

また、夏モデルのツートップ戦略について自社評価を問うと、2つの側面があるとします。前述した通り、契約数やMNPの数は苦戦しているものの、ドコモの契約者に数多くいるフィーチャーフォンユーザーのスマートフォンへの移行については、効果があったと見ています。

ちなみに、今回のような報道が「iPhoneへの布石」なのか、という問いには「それは全くわからない」とのこと。

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