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驚くほど多い「100歳以上の運転者」

2013年09月26日 15時41分 JST | 更新 2013年09月26日 15時43分 JST
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Elderly man driving car in traffic

100歳まで生きる人は、かつてなく増えている。米国における100歳以上の人口は、過去30年間で65.8%も増加した。1980年には3万2194人だったのが、2010年には5万3364人になったのだ。

これは、路上でクルマを運転する人たちの平均年齢が上がっていることも意味する。

100歳以上の運転免許証保有者の数は、フロリダ州だけで455人以上いる。91~100歳だと6万5000人を超える。

2011年には、米国における70歳以上の運転免許証保有者は約2260万人だった。これは、70歳以上の人口のおよそ79%であり、全年齢の運転免許証保有者の約11%にあたる。

ただし、こうした傾向が事故の増加につながっているわけではない。米国では2011年に、自動車事故で死亡した70歳以上の数は4052人にのぼったが、これは1997年と比較すると31%減少している。人口当たりの死亡事故数の割合も、1975年から約45%減少しており、最も低いレベルにある。

いっぽう、英紙『デイリー・メール』の記事によると、英国では最高齢の運転免許証所持者は107歳の女性で、免許証をまだ保有している100歳以上は191人いるという。

英国では、運転免許証を保有している70歳以上の数が、初めて400万人を超えた。英国の公益団体「RAC Foundation」によると、運転免許証(full driving licence)を持つ70歳以上の数は400万人を超えており、この数は数年以内に1000万人に届く可能性があるという

英国では、70歳を超えると、運転するのにふさわしいかどうかを3年ごとに申告することが求められる。ただし、これは自己申告であり、医学的な検査や運転テストなどで公的に裏付けられるわけではない。

※日本では、75歳以上の人は、講習予備検査と高齢者講習等を受けないと免許証の更新ができない。2004年のデータでは、65歳以上の運転免許保有者は879万1045人で、全人口に対する運転免許保有者の割合は36.0%。100歳以上の運転免許保有者は全国で4人いたという。2012年のデータ(PDF)では、85歳以上の運転免許保有者は37万1265人。

[Shelley Emling(English) 日本語版:緒方亮、合原弘子/ガリレオ]