エドワード・スノーデン氏の最新動画を公開「底引き網のような監視は国を傷つける」と米政府を批判

アメリカ政府がネット上で個人情報を収集している実態を告発したことで、機密情報漏洩の疑いで訴追されているCIA(中央情報局)の元職員、エドワード・スノーデン容疑者の姿がネット上で公開された。スノーデン氏の姿が伝えられるのは、8月にロシアに亡命して以来初めて。スノーデン氏はアメリカ政府の諜報活動の在り方を改めて批判した。
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アメリカ政府がネット上で個人情報を収集している実態を告発したことで、機密情報漏洩の疑いで訴追されているCIA(中央情報局)の元職員、エドワード・スノーデン容疑者の姿がネット上で公開された。スノーデン氏の姿が伝えられるのは、8月にロシアに亡命して以来初めて。スノーデン氏はアメリカ政府の諜報活動の在り方を改めて批判した。

映像はCIA元職員たちで作るアメリカ政府に批判的なグループが、10月9日にスノーデン氏を「サムアダムス賞」を贈呈した表彰式で撮影されたもの。ロシアへの亡命やその後の生活を支援している情報公開団体「ウィキリークス」が動画をYouTubeで公開した

(※複数の短い動画に分かれていますが、「PLAY ALL」で連続再生できます)

この中でスノーデン氏は「アメリカ政府による底引き網のような情報収集のやり方は、私たちの経済や国を傷つけます。自由に話したり考えたり生活したり、創造的であろうとする私たちの能力を制限するものです」と話していた。

スノーデン氏は亡命前に香港で撮影された映像と変わらない風貌で賞状を受け取り、ときおり笑顔を見せるなど元気そうな様子だった。

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