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オウム平田信被告、起訴内容の一部を否認「拉致の認識ない」

2014年01月16日 16時46分 JST | 更新 2014年01月16日 16時55分 JST
時事通信社

オウム真理教の元幹部、平田信被告の初公判が1月16日、東京地裁で開かれた。1995年2月に起きた東京・目黒公証役場事務長拉致事件など3事件に関わったとして逮捕監禁罪に問われていた平田被告は「(拉致の)認識の共有はなかった」として、起訴内容の一部を否認した。MSN産経ニュースなどが報じた。

平成7年の目黒公証役場事務長の仮谷清志さん=当時(68)=拉致事件など3事件に関わったとして逮捕監禁罪などに問われたオウム真理教元幹部の平田信被告(48)の裁判員裁判が16日、東京地裁(斉藤啓昭裁判長)で開かれた。平田被告は拉致事件について「認識の共有はなかった」と起訴内容の一部を否認した。



(MSN産経ニュース「オウム平田被告、仮谷さん拉致「認識の共有なかった」 初の裁判員裁判スタート」より 2014/01/16 12:01)

平田被告は、目黒公証役場事務長だった仮谷清志さんの拉致事件について、被害者や遺族に対して謝罪したが、拉致の計画を知らなかったと主張した。

被告「まず仮谷さん事件に関して、認識の共有はなかったです。(事件現場の)芦花公園で見張り役はしましたが、その後のことは知りません」



被告「被害者と遺族に、おわび尽くせぬ苦痛を与え、大変申し訳なく思っています」



(MSN産経ニュース『【オウム法廷再び 平田被告初公判(1)】勝手に語り始め「すべての人にお詫びします」 「仮谷さん『見張り』後は知らない』より 2014/01/16 12:36)

弁護側は「女性信者を助けに行くと思っていた。見張りをしただけだ」と述べ、ほう助罪にとどまると主張したという。

一方、検察側は冒頭陳述で、事件の状況などについて説明。平田被告は「承知の上で犯行に加わった」と述べた。

検察側は冒頭陳述で、教団の組織や教義、事件の状況などについて図解を用いながら説明。拉致事件の指揮者である井上嘉浩死刑囚(44)と話し合いをしたとし「承知の上で犯行に加わった。井上死刑囚が乗る車を運転した」と述べた



(スポニチ「平田被告「拉致認識ない」オウム事件初の裁判員裁判 遺族も被害者参加」より 2014/01/16 13:52)

平田被告は、拉致事件のほかに3つの事件で起訴されている。マンション爆破事件については無罪を主張、火炎瓶の投げ込み事件については事実を認めたという。

95年3月の地下鉄サリン事件の前夜、マンションに爆弾を仕掛けて爆発させた事件は「指示されていない」と共謀を否定して無罪を主張、教団拠点に火炎瓶を投げた事件は認めた。



(時事ドットコム「仮谷さん拉致「認識ない」=オウム平田被告、一部否認-東京地裁」より 2014/01/16 12:48)

教団による一連の事件が裁判員裁判で審理されるのは初めて。「被害者参加制度」により被害者の遺族も参加している。

平田信被告は、2013年7月に仮谷さんの遺族との示談が成立。遺族側が提示した条件「真相究明に協力」を受け入れて、1000万円を支払うことで合意していた

今後、約2カ月の審理が続き、3月に判決が言い渡される予定だという。

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