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浜岡原発、防波壁工事で所得隠し 国税局、数十業者に5億円指摘

2014年04月29日 21時53分 JST | 更新 2014年04月29日 22時02分 JST
時事通信社

浜岡原発工事で所得隠し 国税局、数十業者に5億円指摘

中部電力(名古屋市)が静岡県御前崎市の浜岡原子力発電所で建設している防波壁工事などに絡み、地元の数十業者らが名古屋国税局から計約5億円の所得隠しを指摘されたことがわかった。工事原価の水増しや故意に売り上げを少なくするなどしていたという。追徴課税は重加算税を含め1億数千万円とみられる。

防波壁工事は、東日本大震災を教訓とした津波対策の一つで、工事費は関連工事を含め約3千億円。浜岡原発は運転停止しているにもかかわらず、「震災特需」で原発に依存する業者が潤い、一部が所得を隠した形だ。

所得を隠したとされるのは、原発関連工事の請負を主体とし地元企業や個人業者が集まった法人「佐倉協力会」や、建設作業員らが利用していた宿泊施設、風俗業者など。工事は2011年秋から昼夜24時間態勢で行われ、業績を伸ばす業者が目立った。国税局は、13年夏から一斉に税務調査を進めていた。

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(朝日新聞社提供) 


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