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ボコ・ハラム、拉致した少女の映像公開 「兵士釈放すれば生徒解放」

2014年05月13日 00時37分 JST | 更新 2014年05月13日 15時23分 JST
AFP時事

ナイジェリア北部ボルノ州で200人以上の女子生徒が誘拐された事件で、AFP通信は5月12日、イスラム武装勢力「ボコ・ハラム」指導者の声明などを収録した映像を入手したと報じた。女子生徒の解放の条件として当局に拘束されている仲間の戦闘兵の釈放を求めており、ナイジェリア政府の対応が焦点となっている。時事ドットコムなどが伝えた。

ビデオでは全身を覆う灰色や黒色のイスラム装束を着用した少女ら約130人が、木のそばに座ってイスラム教の聖典コーランを読んだり、祈りをささげたりする様子が映されている。

(中略)ビデオでは3人の少女がインタビューを受け、うち2人はキリスト教からイスラム教に改宗したと話した。少女たちは落ち着いた様子で、1人は自分たちが暴力を振るわれていないことを強調した。ビデオの撮影日時や場所は不明。

(時事ドットコム「拉致少女?の映像公開=過激派、捕虜と交換要求-ナイジェリア」より 2014/05/12 23:54)

ボコ・ハラムの指導者、アブバカル・シェカウ師はビデオで「われわれの同胞を釈放しない限り、(生徒たちを)解放しない」と述べた。

(ボコ・ハラム)容疑者は「お前たちがとても心配しているこの女たちはわれわれが連れてきた」と叫び、「われわれは彼女らをイスラム教に改宗させた。今ではイスラム教徒だ」と述べた。同容疑者はわずか数日前には、「彼女らは奴隷であるため」売り飛ばすとしていたが、今度は残忍な戦争の取引材料にしようとしている。

(WSJ日本版「ナイジェリアの誘拐された少女たちとみられるビデオ公開 」より 2014/05/12 21:16)

ビデオはナイジェリア政府に対する要求とみられる。ナイジェリアのジョナサン大統領は、事件への対応の遅さで国内外の批判にさらされているが、これまで通りボコ・ハラムへの強硬姿勢を維持するのか、それとも要求に応じるのか難しい選択を迫られている。

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