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アメリカの学校では、銃撃事件が週に1件のペースで起きている

2014年06月11日 19時21分 JST | 更新 2014年06月11日 19時21分 JST
AP

2012年12月にコネチカット州ニュートンでサンディフック小学校銃乱射事件が発生して以来、アメリカでは、平均して1週間に1.37件の学校の銃撃事件が起きている模様だ(ここでいう週とは、学校で授業が行われている週を指す)。

この数値は、銃による事件のない安全な町づくりを目指す団体「Everytown for Gun Safety」が収集したデータに基づくものだ。

2014年6月10日にはオレゴン州トラウトデールのレイノルズ高校で銃乱射事件が起きたが、その事件を含めると、サンディフック小学校で事件が起きた2012年12月14日以降のおよそ18カ月で、学校内での銃撃事件は74件も発生している(この数字には、生徒同士の争いのほか、自殺や意図しない発砲等も含まれている)。

アメリカの各州では、年間平均180日間の就学日数が求められている。ということは、サンディフック小学校事件以来、学校で授業が行われたのはおよそ270日間、54週間だ。そのあいだに銃撃事件は74件起きているので、授業がある1週間につき1件以上発生している計算になる。

学校内銃撃事件の半数以上にあたる39件は、K-12と呼ばれる、幼稚園生から高校3年生までにあたる子どもたちが通う学校で起きている。それ以外は、大学やコミュニティ・カレッジなどで起きたものだ。

Everytown for Gun Safetyが収集したデータからは、銃撃事件が全米各地で発生していることもわかる。学校内で銃撃事件が発生しているのは31の州に上っている。中でもジョージア州での発生件数は他州を大きく上回り、サンディフック小学校の事件後だけで10件に上っている。また、フロリダ州では7件、テネシー州では5件、ノースカロライナ州ならびにカリフォルニア州では4件だ。

当然かもしれないが、どちらかといえば、授業が行われていない期間の学校のほうが安全だ。学校内での銃撃事件が最も長い間起きなかったのは、2013年6月中旬から8月中旬までだが、これは夏休み期間中で、学生や生徒の大半は授業を受けていなかった。

それ以外の時期でも、数週間以上にわたって銃撃事件が発生しなかったのは、冬休み、春休み、夏休みの期間中となっている。

[Nick Wing,Sam Stein(English) 日本語版:遠藤康子、合原弘子/ガリレオ]

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