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「犬と飼い主は顔が似る」を科学的に証明(研究結果)

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「犬と飼い主は顔が似ている」というのは、よく聞く話だ。

ハフポストUS版のスポーツ・コラムニスト、ジョーダン・シュルツと、妻のブリアナの場合を例に取ると、飼っている子犬レクシーとツェップリンが、それぞれの飼い主にそっくりだ、とよく言われるという(以下の写真)。

犬と飼い主の顔が似ていることについては、科学的な研究が行われている。関西学院大学の心理学者、中島定彦教授が以前行った研究が最近、「Slate」や「Daily Mail」などのメディアで取り上げられ、改めて大きな関心を集めている。

中島教授によると、人間と飼い犬の顔が似ているという説については、それが事実であると示すだけでなく、顔のどのパーツが重要ポイントなのかを裏付ける実験結果もあるという。

中島教授が2009年に行った実験(中島教授による日本語の説明はこちら)によると、人々は、犬と人間の顔写真を見るだけで、統計的に見て有意に高い割合で「犬と飼い主のペア」を言い当てることができた。中島教授によると、これまで研究でも同様の結果が出ているという。

そして、なぜそうなのかと疑問を抱いた中島教授は、新たな実験を行い、ペットと人間が似ているのは特定の顔の特徴に原因があるのかどうかを解明しようとした。この結果は2013年、「Anthrozoös」誌に掲載された(中島教授による日本語の説明はこちら)。

この実験では、500人以上の判定者が、2つのセットの写真を見せられた。1セットは犬と飼い主のペアが写った写真で、もう1セットは犬と飼い主をランダムに入れ替えた写真だ。判定者は、以下の写真のように5種類の「隠しが入った」写真のいずれかに、ランダムに割り当てられた。

隠しなし(飼い主と犬の顔をまったく隠していない場合)、飼い主目隠し(飼い主の写真すべての目の周辺を黒線で隠した場合)、飼い主口隠し(飼い主の写真すべての口の周辺を黒線で隠した場合)、犬目隠し(犬の写真すべての目の周辺を黒線で隠した場合)、目だけ(飼い主と犬の写真すべてについて目の周辺だけ示した場合)の5種類だ。

判定者は次に、物理的に似ている「犬と飼い主のペア」を選ぶよう求められた。

隠しのない写真を見せられた判定者たちは、中島教授が2009年に行った実験と同様、ほとんどの場合において「犬と飼い主のペア」を正しく言い当てた(この場合、正答率は最高80%だった)。そして、飼い主の口が隠れている場合の正答率は73%だった。

しかし、飼い主または犬の両目を黒線で隠した場合、正答率は偶然の水準に落ち込んだ。飼い主の両目を黒線で隠した場合、または犬の両目を黒線で隠した場合の正答率は50%前後だった。

そして、判定者が犬と飼い主の両目だけを見せられた場合、正答率は74%(69~76%)に上昇した。

なるほど、確かに、「目」に理由があるようだ!

研究結果では、「人が主に犬と飼い主における目の辺りの特徴を比較することによって、犬と飼い主の類似性を判断することが明確に示された」。中島教授は論文でこう結論付けている。

しかし、そもそもどうして人は、飼い犬の顔と似るのだろうか。中島教授はハフポストUS版の取材に対し、「犬と飼い主の顔が似る主な理由は、いわゆる『単純接触効果』(繰り返し接すると、好意度や印象が高まるという効果)だと考えられる」と述べた。つまり、人は見慣れたものに好感を抱くため、自分の顔とよく似た犬を、飼い犬として選択しているのではないかというのだ。

文末のスライドショーでは、よく似た「飼い主とペット」たちを紹介している。

[Dominique Mosbergen(English) 日本語版:湯本牧子、合原弘子/ガリレオ]

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