NEWS

北朝鮮、拘束していたアメリカ人を1人解放 なお2人拘束中

2014年10月21日 23時52分 JST | 更新 2014年10月22日 00時02分 JST
AFP時事

アメリカ国務省は10月21日の記者会見で、北朝鮮に拘束されていたアメリカ人のジェフリー・エドワード・ファウル氏が解放されたと明らかにした

北朝鮮には3人のアメリカ人が拘束されており、そのうちの1人。米朝関係の改善を望む北朝鮮が、何らかのサインを送った可能性がある。

国務省の声明や会見によると、北朝鮮当局はアメリカに対し、一定の期限内にファウル氏を国外に移送するよう求め、アメリカは国防総省の飛行機を向かわせたという。解放の理由については「北朝鮮に説明させる」と多くを明らかにしなかったが、平壌のスウェーデン大使館が継続的に尽力したとしている。

会見でハーフ副報道官は「北朝鮮の決定を歓迎し、残るケネス・ベー(ペ・ジュンホ)氏とマシュー・トッド・ミラー氏の即時解放を求めていく」とした。

北朝鮮の朝鮮中央通信は22日午前11時現在、これについて何も発表していない。

ファウル氏は2014年4月末に観光目的で入国し、5月初めに拘束されていた。宿泊先のホテルに聖書を残していたという情報がある。

ミラー氏は2014年4月、北朝鮮に観光目的で入国し、ビザを故意に破って「亡命する」などと叫んだことを理由に労働教化6年の判決を受けていた。ペ氏は2012年11月に観光目的でロシア国境の街・羅先(ラソン)に観光目的で入国し、「反共和国敵対犯罪」を理由に拘束され、労働教化15年の判決を受けて服役している。

関連記事

北朝鮮・元山~咸興(2014年9月20~22日)