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カナダ国会の銃乱射で兵士と犯人が死亡 演説中のハーパー首相は無事

2014年10月22日 21時50分 JST | 更新 2014年10月22日 21時50分 JST
Reuters

[オタワ/トロント/ワシントン 22日 ロイター] - カナダの首都オタワ中心部にある戦没者記念碑で22日、銃を持った男が警備中の兵士に発砲した。その後、近くの連邦議会議事堂にも男が侵入し、銃を乱射した。議事堂では、ハーパー首相が演説の最中だった。

戦没者記念碑近辺で撃たれた兵士は死亡。議事堂に侵入した男は射殺されたという。ハーパー首相は無事避難し、けがなどはなかった。

警察当局は、戦没者記念碑で兵士を撃った男と、議事堂に侵入した男が同一人物なのか、「現時点では」確認できていないとしている。

事情に詳しい関係筋によると、カナダの警察当局は、容疑者として「Michael Zehaf-Bibeau」という名前の男について捜査している。この男はケベック州出身で、イスラム教に改宗したカナダ人とみられるという。

カナダ政府は今月、イラクやシリアで勢力を広げる「イスラム国」掃討を目指す米国主導の有志連合への参加を表明。21日には、過激派の脅威が増しているとして、テロ警戒水準を引き上げたばかりだった。

オバマ米大統領は、カナダの乱射事件について「悲劇的」とコメント。暴力やテロへの警戒が必要だということが裏付けられたと述べた。

オバマ大統領は、ホワイトハウスで記者団に対して「テロへの対処において、カナダと米国が協調することが重要だ」との認識を示した。

ホワイトハウスによると、オバマ大統領はカナダのハーパー首相と電話で会談し、支援を申し出た。米当局者は、同様の攻撃が米国で計画されているとの情報はないとしているが、国民に警戒を呼び掛けた。

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