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スマホを見るとき首を傾けると、10キロ以上の重みがかかる(研究結果)

2014年11月25日 18時38分 JST | 更新 2014年11月28日 20時24分 JST

スマホを置いて、顔を上げよう。メールやSNSのやりすぎは首を痛める原因になる。

ニューヨークの脊椎外科医、ケネス・ハンスラージ氏による最新の研究によると、スマホを見るために頭を前方に60度傾けたとき、首には約27キログラムの力がかかっているという。同氏の研究は「Surgical Technology International」の第25巻で発表されたばかりだ。

手に持ったスマホを見るために、うつむく方向へ首を曲げていくと、首に加わる力はどんどん大きくなっていく。次に示すハンスラージ氏作成のイラストは、それをわかりやすく示している。

texting spine

傾きが15度のときは12.2kg、30度のときは18kg、60度のときは27kgの重さがかかる。

ハンスラージ氏は、コンピュータ支援設計(CAD)を使って脊椎のモデルを作り、脊椎にかかる力を計算しながら、頭部を0度から15度、30度、45度、60度まで曲げてみた。「これは頭の傾きぐあいに応じて首にかかるストレスを、かなり精密に算出したものです」と、ハンスラージ氏はハフポストUS版の電話インタビューで述べた。

「この計算は、首を前方へ傾けることだけを考慮したものです」とハンスラージ氏は指摘する。つまり、首を前方へ曲げながら同時に左右どちらかに傾けると、また違うことが起きる可能性があるというのだ。

では、首を痛めないためには、どうすればよいのだろうか?

「スマートフォンのようなデバイスを利用するのは結構ですが、頭の空間的な位置には、特に注意を払うことをおすすめします。スマートデバイスを使っているときは、頭をなるべく垂直に近い状態に保つことを心がけるとよいでしょう」と同氏はアドバイスする(研究には、適切な姿勢は「耳が肩の位置にあり、肩甲骨が少し引っ込められた姿勢」だと書かれている)。

また、ハンスラージ氏は、脊椎に関連したもうひとつのよくある問題についても指摘している。一日中デスクワークで、椅子に座りっぱなしでいることから生じる肩こりや腰痛だ。

コンピュータの画面を見ながら日々をすごすオフィスワーカーにも、首や腰の痛みを緩和するためにできることはいくつかある。たとえば、ストレッチングを欠かさないこと、こまめに休憩をとって少し歩くこと、そして首をまっすぐにしたまま画面を見られるようにモニターの位置を工夫することだ。

この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

[日本語版:水書健司/ガリレオ]

姿勢を悪くしてしまう習慣

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