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「貧乏人がセレブの生活を知ったら、暴動が起こるだろうな」アメリカの毒舌コメディアンがぶっちゃける

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CHRIS ROCK
HOLLYWOOD, CA - NOVEMBER 14: Chris Rock arrives at the 18th Annual Hollywood Film Awards at The Palladium on November 14, 2014 in Hollywood, California. (Photo by C Flanigan/Getty Images) | C Flanigan via Getty Images
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「セレブがこんなにリッチな生活をしていると貧乏人が知ったら、暴動が起こるだろうな」と、コメディアンで俳優のクリス・ロックが、「ニューヨーク・マガジン」のインタビューで語った。

クリス・ロックは映画「リーサル・ウェポン4」「9デイズ」や人気コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」など出演した人気コメディアンで、アカデミー賞の司会を務めたこともある。人気の秘密は容赦ない毒舌で、「アカデミー賞は金で買える」「白人が銃を作っても問題ないが、黒人ラッパーが『銃』って言ったら議会で聴聞会だ」といった物議を醸す発言を繰り返している.

自分も大富豪であるクリスは、セレブが受けているあらゆる恩恵を特に貧困層が知ってしまったら衝撃を受けるだろうと述べた。

「普通の人がヴァージン航空のファーストクラス用ラウンジを見たら、こう言うだろうな。『何?何?料理が出てきてしかもタダ?しかも…何?マッサージ? ウソだろ?』って」

ヴァージン航空のファーストクラスに乗ったことがなければ (というかファーストクラスそのものに乗ったことがなければ)、クリスが言うように、ファーストクラス向けのラウンジは「上流階級の乗客」が「びっくりするような豪華料理、夢みたいに豪華な設備、眠くなるくらいにゆったりとした雰囲気」でくつろいでいる場所だと、ヴァージン航空のサイトで知ることができる。ロンドンのヒースロー空港にあるヴァージン航空のラウンジはスパやシャワーまで備えている。

ヴァージン航空はハフポストUS版の取材に応じず、コメントをしていない。

豪勢な空の旅はセレブの生活の一端に過ぎない。超リッチなセレブは、宝石を身に付けたらスポンサーからお金が入っていい思いができる。体重を落としてもお金が入っていい思いができる

ノートパソコンやテレビだってタダでもらえる。クラブにちょっと顔を出すだけで何千ドルも受け取る

大掛かりな授賞式に出席するだけで、お土産の入った袋をもらえる。お土産の中身は2万ドル相当の品でいっぱいだ。2万ドルは、フルタイムで働く最低賃金の労働者が1年間で稼ぐ金額でもある。セレブの子供の誕生日パーティーには企業スポンサーが付く。

資産を持つ者と持たない者の差は、何も今に始まったことではないが、ここ数十年間、中間層の縮小に伴い格差は広がり、アメリカの超富裕層は、より富を獲得し続けている。一方で、経済学者らは、格差を食い止めるために 何か手を打たなければ、不平等が「金ぴか時代(ギルディッド・エイジ)」※のレベルに到達する警鐘を鳴らす。その実態はすでに、我々の多くが理解しているよりも悪化している。

※金ぴか時代(ギルディッド・エイジ) 南北戦争終了から90年代なかばごろまでの19世紀後半、「第二次産業革命」ともよばれる未曽有(みぞう)の経済膨張と都市化の進行がみられた時代。「ロバー・バロンズ」(強盗貴族)とよばれる資本家たちの手段を選ばぬ強引な蓄積が進み、無秩序な経済競争を是認する「自由放任主義」(レッセ・フェール)や、競争のなかで勝利した資本家の立場を正当化する「社会ダーウィン主義」(社会進化論、ソーシャル・ダーウィニズム)が幅をきかせた。文化の面でも、皮相で物質主義的な「成り上り趣味」がはびこった。

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この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。

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