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100枚の写真で振り返る「くるみ割り人形」の歴史

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今でこそ世界的に人気のあるバレエ「くるみ割り人形」。1890年代の発表当時は、酷評を受け、失敗作とみなされていた。

世界中で愛されるピョートル・イリイチ・チャイコフスキーのバレエ「くるみ割り人形」は、1892年に初演された。マリウス・プティパと彼のアシスタントであったレフ・イワノフが振り付けをしたのだが、ロシア、サンクトペテルブルクの観客はE.T.A.ホフマンの童話「くるみ割り人形とねずみの王様」を原作とするパフォーマンスにさほど興味を惹かれなかった。

批評家は楽曲の評価はしたが、バレエとコスチュームそのものがパッとしないことを指摘し、記者たちはレビューで、「シュガープラム(金平糖)の精」を踊ったアントニエッタ・デレラが「ずんぐり太っている」と酷評した。全体的に見て、成功とは言えなかったのだ。そして、チャイコフスキー自身もバレエ人気の高まりを全く理解してはいなかった。

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それから1世紀と四半世紀が経ち、「くるみ割り人形」は概してホリデーシーズンに最も愛されるバレエ演目となる。クリスマス恒例の主要な演目として世界中で公演されているのだ。これは、ほとんどジョージ・バランシンという名の20世紀の振付師のおかげといっても過言ではない。アメリカでのデビューから20年が経った1954年、彼は初めてバレエの振り付けをし、その脚色はニューヨークで大ヒットを巻き起こした。

「彼が全編の振り付けを担当したバレエ演目5つの中で最初のものが、くるみ割り人形だったのです。そして、それを基に何百ものバレエ劇くるみ割り人形が生み出されました。そして今では、アメリカの12月の演目を席巻していますね」と、ヴァニティ・フェアでローラ・ジェイコブズは書いている。

それ以降、クララとドロッセルマイヤー、くるみ割り人形の王子、そしてシュガープラム(金平糖)の精は、フロスティ(ザ・スノーマン)、グリンチ、そしてルドルフ(赤鼻のトナカイ)と並ぶ、冬の殿堂の一つとなっている。

そこで私たちは、くるみ割り人形のシーズンを祝して、写真のアーカイブをくまなく調べ、バレエのスナップ写真のビンテージコレクションを紹介しようと考えた。100枚の写真で振り返る「くるみ割り人形」のビジュアルヒストリーを、とくとご覧あれ。

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この記事はハフポストUS版に掲載されたものを翻訳しました。


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