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宮崎謙介議員「欲が勝ってしまった」 妻の金子恵美議員と何を語ったのか【会見一問一答】

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MIYAZAKI
女性タレントとの不倫が報じられた問題についての記者会見で頭を下げる自民党の宮崎謙介衆院議員=12日、東京・永田町の衆議院第2議員会館  撮影日:2016年02月12日 | 時事通信社
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宮崎謙介・衆院議員は2月12日、衆議院第2議員会館で記者会見し、週刊誌で報じられた、妻の出産直前の不倫について、事実関係を認めて謝罪し、議員辞職する意向を表明した

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質疑応答は以下の通り。

――議員辞職の理由は。

さきほども申しました通り、国会議員としては、言ったこととやっていることが一致しないというのは、政治家としての最も大事な原則から外れてしまったということであり、国民の皆様に深い政治不信を与えてしまった。党にも関係団体にも多くの皆様にご迷惑をおかけした、その意味を最大限表すとしたら、やはり議員辞職がいちばんけじめになるのかと思った次第です。当初、多くの方から、踏ん張れと言われました。支援者の方、私個人のことを心から応援して下さっている方々がおっしゃってくれたこともあり、毎日毎晩悩み、二転三転しました。しかしそういった方々に対しても期待に応えることができなかった未熟さをお詫びし、その思いも実現できるように、大きくなって帰ってくることができればという思いです。

――妻とどんな話を。

妻と話をしましたのは、2月6日夜だったと記憶しています。病室で妻の顔を見て、息子の顔を見て、罪悪感、後悔の念、一気に溢れてきて、話しにくいことも含めて話しました。夫としてまずは妻に対して、一生涯を賭けて償っていこうと思っております。父としてということにつきましては、もしも許されるのでしたら、最後に申し上げます。

――男性議員の育休が水を差されたことをどう責任を感じているか

私は国会議員という立場で申し上げたわけですが、原理原則からすると、法的な側面も含めると、国会議員がこのような育休取得はなじまないという反対意見もある中で、時代は変わっている、現実は20~40代、子育て世代は切実な思いでやっている中で、やはり女性にだけ働け、産め、育てろを押しつけるのは難しい。それを阻んでいるのは社会の重たい空気であり、ルールを超えて国会議員が実践することで、空気を変えて欲しい、そういう強い思いを受けておりました。だから私は、今とてもそのような立場のことを言える人間ではないんですけど、これからは一個人として、育児に向き合っていきたいと思っております。

――週刊文春です。最初の取材で女性の名前を「知らない」と言ったのはなぜ。ほかの女性との関係は。それから、奥さんとの結婚記念日はいつですか。

ひとつめ。知らないと申し上げたことについて、人として動揺してしまって、とっさにウソをついてしまったこと、大変恥じております。あのとき失礼な態度を取ったことにお詫び申し上げます。

さらに言いますと、私は、そのときに、どうにかしてごまかせないものだろうかと考えてしまいました。正直なところです。お互いが黙っていれば大丈夫だからと、考えました。恥ずべき思考、行動だったと思っています。

その他の女性のことですが、これまで私も35年間生きてきた中で、本当に恥ずかしい限りですが、いろんな方々を傷つけてきたことはあったと思います。そういった方々に対してもお詫び申し上げます。

■他の女性との関係「否定しない」

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――それは結婚したあと?

女性ということであれば、否定は出来ないところであります。申し訳ありません。(何度も礼)

結婚記念日につきましては、我々夫婦の間のことでありますので、どうかご容赦お願いできませんでしょうか。覚えてはいるんですが、どうか、二人の大切な思い出ですので、ご理解いただけますと幸いです。申し訳ありません。

――金子恵美さんはどのような言葉を。結婚後にも(他の女性と関係を持った)、という話でしたが、今後議員になるということに納得できないという有権者の方が多いと思いますが。

おっしゃるとおりで、皆様の不信感をそう簡単にぬぐえるものであるとも思っておりません。また、今回議員辞職するということは、議員の仕事をして皆様方に対し、その罪を帳消しにすることすらもできなくなるわけであります。一般の人間となって、再起を狙うというのは、本当に難しいことだと思っていますが、再起の道が描けていない中でも、この思いは引き続き持ち続けたいと、それすらも許されない人間であることは重々理解しているつもりであります。けれども止めるに止められない、語れる立場にないのは承知していますが、国や社会への思いも持っていることは事実であります。

妻からは、私が今回の話をするまでは、良好な回復傾向でありましたが、なかなか今の状況は厳しいものがあります。そしてそれを、子供は敏感に察知するんでしょうか。保育器に出たり入ったりを繰り返しています。子供のことは最後に申し上げますが、そのことを考えても、しばらくは政治のことを口にせずに、まずは妻と子供に対して、謝罪をし続ける、尽くしていくというのが、政治家である前に人に道ではないかと考えています。

妻は、大変厳しく私に対して、政治家としての自覚が足りない、主にそういった趣旨のことを言いました。

――議員辞職も妻から?

妻は言っておりません。決断は実はこの会場に来るまで、最後の最後まで私は迷っておりました。党の幹部の皆様にもご相談いたしましたところ、大変寛大なお沙汰をいたしていただき、最後は私に任せるとおっしゃってくださいました。ですから今回の決断は、私、宮崎謙介の決断と受け止めていただければと思います。

――国政をめざすときに高い志と言っていました。それは何か。政治家としての理想について。

課題先進国である日本、多くの問題がありますが、地道に一つ一つ解決して、日本に希望をもたらしたい。それが私の志でした。特に私は仕事をする中で、私は若い、未来の若者の将来と向き合う仕事をしてきました。彼らが当時、日本の未来に希望が見いだせないと言っていたことが、私が政治家を志したきっかけでした。若者が希望を持てる社会を実現したい。

――次の選挙は、離党は。

まず議員辞職はしたいと思っています。私は政党で考えますと、日本の国の中で政治をするのだったら、思想としても自民党でございます。もしも離党しろとおっしゃるのであれば、党から出ることを辞さないわけですが、できることであれば、自民党の中で理想を実現していきたいと思います。

――議員辞職はいつ付で。

不勉強ですので。最低限をプロセスののちに出したいと思います。党と国会のプロセスがどういうものか、わかっていないので、何とも申し上げられませんが、しかるべき手続きを踏んでやっていきたいと想っております。

――金子さんには辞職を伝えられたのか。そのときの言葉は。

妻にだけは伝えるべきかと思いましたが、最後まで政治家としてけじめをつけてこいと言われました。(いつ?)出てくる前です。

■妻・金子恵美議員は「政治家として自覚が足りない」

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――ご夫妻との詳細なやりとりを教えてほしい。軽率な行動をとったことをどう説明したのか。

一言で申し上げると、私自身の非常に未熟な人間としての欲が勝ってしまったということだと思っております。妻とのやりとりに関して、正直、私も精神的に弱っていたのもありまして、明確な記憶というのはさだかでないんですが、印象的な言葉がいくつかあったと思います。政治家としての自覚が足りないというのもそうだと思いますし、私が大変な時に、という話もされました。

――女性と3回会ったということだが、特に最後の京都で会ったとき、どちらが先に会われたのか。女性は削除したブログで2月2日にチョコレートを買っている。このあとバレンタインに会う約束をしたのか。

京都のことですね。それは、記憶をたどりますと、おそらく私だったんではないかと思います。(それから会う約束は)しておりません。

――ゆくゆくは政治の道に戻りたいとのことでしたが、そのあとは。結果的に育休で子育てに尽力されるお考えは。宮崎さんのことで、他のスキャンダルが取りざたされている国会議員の進退に影響はないのか。

辞職をした後は、お詫びをいたします。ただ、すぐに選挙のことは考えておりません。5年後かも10年後かもしれません。今の状況では厳しいと思っています。それほどまでに私は国民の皆様の信頼を失ったと深く反省し自覚いたしております。

(育児に専念か)そこに関しても正直、プランは未定なんですけど、深く考えておりませんが、妻も大変な状況ですし、今回のことで心労をかけてしまっているので、謝罪の意味もこめてできるかぎりサポートしていきたいと思っています。

(明確な法違反があるわけでない中で辞職した。他の議員の影響は)それは、私としては、他の方々が考えることと思いますので、私のコメントは控えたいと思います。

――別の女性とも何らかの接触があったのか。あったとすればなぜ? 「育休取得は売名行為」と言われていることについては。

女性と関係がなかったとは申しません。ただ、ここから先は、私だけのことではなくなってきますので、どうか、ご勘弁いただければ。売名行為の話がありましたが、そう取られてもおかしくない言動をしてしまったと思っています。本当に深く反省しておりますが、私などが申し上げる資格などありませんが、この育児休業制度、そして男性の育児参加は日本の社会に必要なことではないかと思います。

そういった関係があったことは否定はいたしません。

(質問の内容が似通ってまいりましたので、あと3人)

――一部報道で「ハニートラップにあった」と弁明されたとのことだが。離婚の話は出たか。

私としては、ハニートラップという表現を使った、私自身のことで、気を持たせること、コミュニケーションを取ってしまったことは否定しません。

離婚に関して、これは私が決める話ではございませんので、できれば私は妻とこれからも一緒に生活をしていきたいと思っておりますが、そんな虫のいい話はないだろなとは思ってもいます。

■「女性からメッセージ頂いたのは確かなんですけど…」

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――週刊文春です。女性とのやりとりの中で、女性から意図を持って近づかれたという…

そういうわけではありません。確かに女性の方からメッセージを頂いたのは確かなんですけど、その後のやりとりに関しては、私に非があったことは認めたいと思います。思わせぶりなことを申し上げたことも事実です。

(最後です)

――今回のことで育休を取る男性に逆風が吹いてしまった。そんな男性をどう考えるか。

そのご指摘に対しては、本当に申し訳なく思っております。真剣に苦しんでいる方々がおられる、男性も女性も、今回初めて、おしめを替えたりミルクを作ったり、夜泣きに付き合う中で、本当に大変なんだなと今ようやく実感しつつあります。それがわからない中で声を上げていたこと。パフォーマンスと言われても仕方なかった。ただ、世の中の皆様は、こういった状況がある中で私も取り返しのつかないことをしてしまったと反省しておりますが、政治家として本当に申し訳なかったと思っております。これからの人生で、政治家としてでなくて、罪滅ぼしをしていきたいと思います。

――なぜ奥さんを悲しませることをしてしまったのか。現場の皆様にもう少しお気持ちを。

今になって本当に申し訳ないことをしてしまった。大変な裏切りを私の軽率な行動によってしてしまった。このことは本当に言葉では表現できませんので、あのとき勇気を下さった皆様にはちゃんと謝罪したいと思っております。タイミングが落ち着いてきたら、もし私が会っていただけるのであれば、お一人お一人にお会いして、さらにお困りの現状も含めて、真摯に向き合っていきたいと思います。申し訳ございません。

(最後に代議士より一言)

このたび、本当に政治家の立場でありながらご迷惑おかけしましたことにお詫び申し上げます。報道されていた通り、私は、政治家を、バッジをつけている資格はない人間であると思うんです。ただ私は、2月5日に子供が誕生し出産にも立ち会いました。ブログには書きましたが、本当に壮絶なドラマで感動しました。感動したんですが、我が子の顔を見て、最初に喜びと同時に罪悪感を感じました。子供は親を選べない。その直後に子供は保育器に入りました。なので私はその日に子供を抱けなかったんですが、翌日、病院に戻り、夜中に子供を抱いた瞬間に、子供は親を選べないけど、親は子供のために変わらなくてはならないんだと(涙声)思いました。

子供のために私は生まれ変わって、もう二度とこれから、同じ過ちは絶対に繰り返してはいけないんだと、父として、父として(目をつぶる)出直していきたいと思います。いつかもうこの時計の針を巻き戻せませんので、いつか残酷な話ですが、私の子供は今回のことを知ることになるでしょう。そう考えたら、胸が張り裂けそうになります。でもこれは、私のまいた種、身から出たさびと思っています。だから子供を初めて胸に抱いたときから決心した気持ちを忘れることなく、つとめを果たしていきたいと思っております。私はこれ以上、責任の取り方が思い浮かびません。どうか妻の体調もあります。子供の将来もあるので、私の辞職に免じてご容赦いただけますように、ご配慮いただけますと幸いでございます。

最後になりますが、このたび、日本中の、また世界中の皆様に対して、多大なるご迷惑をおかけしましたことに対し、そして妻と子供に対し、心から深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ございませんでした。(一礼)

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