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「寄せて上げる」時代は終わった? ブラジャーの好みが変化している

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ノンワイヤーのブラジャー「ブラレット」が流行っているが、どうやらこの流れは一時的なものではなさそうだ。

アメリカではここ数年「アスレジャー」が人気だ。これはアスレチックとレジャーを合わせた言葉で、スポーツウエアを仕事や普段にも着る、ファッショントレンドだ。

このアスレジャーの一環として、ワイヤー入りや大きなパッドの入ったブラジャーではなく、ブラレットのようなナチュラルなブラが世界中で求められるようになっている。

ヴィクトリアズ・シークレットなどの大手ランジェリーブランドも、この変化を肌で感じているようだ。

ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、ヴィクトリアズ・シークレットの親会社であるL Brands社は、ここ最近成長が伸び悩んでおり、株価が29%下落した。

そこで同社は、新しいリーダーを雇い、これまでのキャンペーンを徹底的に見直した。そして、「寄せて上げる」ではなく「パッドなしはセクシー」キャンペーンを立ち上げ、大規模なブラレットコレクションを発表した。

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ヴィクトリアズ・シークレットのブラレット

ナチュラルなブラにシフトしているのは、ヴィクトリアズ・シークレットだけではない。

ランジェリーショップのTrue & Co.では「寄せて上げるブラの売上割合が、1年で24%から15%に下がった一方で、ワイヤーなしのブラやブラレットが、最も伸びている」とビジネス雑誌ファスト・カンパニーは伝えている。

実際、消費者の関心は、ブラレットやスポーツブラに移ってきている。

下の図は、2013〜2016年の検索数の推移。黄緑の線がスポーツブラ、赤がブラレット、黒がセクシーブラだ。ブラレットやスポーツブラがセクシーブラに大きな差をつけている。


ウォール・ストリート・ジャーナル

これまで、「ブラレットは子供用で、大人には向いていない」と考えられていたが、どうやら間違いだったようだ。

今アメリカでは、ファストファッションのショップから、高級デパートまで、様々な場所でブラレットが売られている。多くの人が、ブラジャーに「着け心地の良さ」を求めているためだろう。

着け心地重視は、必ずしも、ファッションの妥協を意味しない。これは、最近高まる「どんな体でも受け入れる」動きの一つだといえる。

アンダーウェアブランドのエアリーが、一般の女性をモデルにした写真を修正せずに広告に使ったり、水着ブランドSwimsuits For Allが、プラスサイズ(大きなサイズ)モデルを起用したり、ブランド側も様々な体を受け入れるキャンペーンをしている。

どんな体でも美しい、自分の体を好きになろう。そんな動きの一つとして、ブラジャーはナチュラル志向になってきているのかもしれない。

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。

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