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おんぶされて被災地を視察 務台俊介政務官に上司も呆れる「何やってんだ」

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内閣府の務台俊介(むたい・しゅんすけ)政務官が9月1日、台風10号に伴う豪雨被害の視察で岩手県岩泉町を訪れた際、同行者に「おんぶ」されて水たまりを渡ったことで物議を醸している。この日、務台氏は長靴を履いていなかった。岩手日報などが11日に報じた。


務台氏は1日、9人が死亡した高齢者グループホーム施設「楽ん楽ん」がある岩泉町の乙茂地区の被災状況を視察。その際、小川があふれて冠水している場所を、随行した政府職員に「おんぶ」され、水たまりを渡った。岩手日報によると、務台氏は長靴ではなく丈の短い靴を履いており、国の同行者から促されたという。

一部のテレビなどで「おんぶ姿」が報じられると、ネット上で「みっともない」「何しに来たんだよ!」などといった非難の声が相次いだ。

被災地の視察を報告した自身のFacebook上にも「そんなに濡らしたくないような高級な靴だったんですか?」「災害復興政務官としてあのような振る舞いをするとどの様に切り取られるか、充分にお分かりと思います」といった、行動を諌めるコメントが投稿された。

務台氏は復興政務官も兼任している。上司にあたる今村雅弘復興相は10日、岩泉町を視察に訪れた際、報道陣の質問に対し「その話を聞いて『何やってんだ』と叱責(しっせき)した。私からもおわび申し上げる。申し訳ありませんでした」と謝罪した。今村復興相によると、務台政務官は「そこまで気が至らなかった」と反省していたという。

務台氏は、自民党所属で長野2区選出の衆院議員(当選2回)。総務省消防庁防災課長などを務めた後、政治家に転身した。8月に発足した第3次安倍内閣第2次改造内閣で、内閣府政務官兼復興政務官に任命された。