ピート・バーンズさん死去 「デッド・オア・アライブ」のボーカル

『ユー・スピン・ミー・ラウンド』は世界的ヒットに。

1985年、デッド・オア・アライヴのメンバーと共にパフォーマンスをする様子

ユーロビートのロックバンド「デッド・オア・アライブ」のリーダーでボーカルを務めていたピート・バーンズさんが死去した。57歳だった。

マネージャーのスティーブ・コイ、元妻のリン・コーレット、そしてパートナーのマイケル・シンプソン が彼のTwitterで、ピートが10月23日に急性心不全で亡くなったことを伝えた。

この痛ましいニュースを伝えなければならないのは我々にとって最大の悲しみだ。愛するピート・バーンズ(デッド・オア・アライブ)が、重度の心不全により昨日急逝した。

彼の家族や友人は全員、我々の特別なスターを失って打ちのめされている。彼は真のビジョナリーであり、美しい才能に溢れ、そして彼は彼を愛したすべての人から惜しまれ、その存在のすべてが、彼の残したあらゆる素晴らしい記憶とともに感謝されるだろう。

我々にはもう言うべき言葉がない。これ以上の声明は、この衝撃的な喪失と折り合いをつける機会を得たときに出そうと思う。

彼は我々の愛の中で永遠に生き続けるだろう。

カイルです。スティーブ、リン、そしてマイケルの代理でこのツイートを送信するよう頼まれました。

ポップバンド「デッド・オア・アライヴ」のリード・ボーカルとして知られ、1985年にシングル『You Spin Me Round(Like a Record)』のヒットで一躍有名になったピートは、ステージ上だけでなく普段からの常軌を逸した身なりとその独特なパフォーマンス・スタイルで知られる存在だった。日本でも根強い人気で、『My Heart Goes Bang』や『Turn Around And Count 2 Ten』がヒットした。

2006年、彼はChannel4のリアリティ番組『Celebrity Big Brother』にも出演。投票最終日まで残り、5位に終わった。最終回でピートは自分のヒット曲を歌って番組を終わらせようするなど、エピソードを残した。

最近は『Big Brother’s Bit On The Side』や『Celebrity Botched Up Bodies』といった番組にも出演し、ではこれまでに自身が経験した様々な美容整形手術についても語った。バイセクシュアルだったピートは数百回整形手術し、ある時は唇の整形に失敗し、炎症で顔面が変形し、生死の境をさまよったことを告白した。

世界的なヒットとなった『You Spin Me Round(Like a Record)』の動画はこちら。

ハフポストUK版より翻訳・加筆しました。

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