リポーター武藤まき子さんが急死 命奪った虚血性心不全とは

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人気リポーターで「おまきさん」の愛称で親しまれた武藤まき子さんが12月5日、虚血性心不全のため死去した。71歳だった。サンスポなどが報じた。近年は、フジテレビ系「とくダネ!」を中心に活躍していた。

複数の関係者によると、武藤さんは5日朝から体調不良を訴え、昼ごろ、横になっていた自宅のベッドで意識を失い、救急搬送された。その後、搬送先の病院で、自宅で死亡したと診断されたという。5日は夫と1人娘の長女も自宅におり、家族に看取られた。(中略)

武藤さんは山梨県出身で、青山学院大学卒業後、広島・中国放送のアナウンサーを経て、フリーに転身。1982年に始まったフジ系「おはよう!ナイスデイ」のリポーターを務め、近年は「とくダネ!」などの情報番組を中心に出演。芸能、歌舞伎、皇室を主に担当した。
 
「とくダネ!」人気リポーター武藤まき子さん急死、虚血性心不全で サンスポ)より 2016/12/07 05:04)

武藤さんの命を奪った「虚血性心不全」とはどんな病気なのか。最近では4月26日、お笑いタレントの前田健さんがこの病気のため44歳の若さで亡くなった。また、俳優の故石原裕次郎さんを支えた石原プロモーションの元専務、小林正彦さんも10月30日、虚血性心不全で死去した

虚血性心不全は、心臓の筋肉(心筋)への血流が阻害されることにより起こる心臓病の総称で、心筋に栄養を送る血管である「冠状動脈」が動脈硬化などを原因として狭くなったり閉塞したりすることで発症する。公益財団法人「日本心臓財団」はサイトで次のように説明している。

心臓は1日に約10万回も収縮・拡張を繰り返し、全身に血液を送り出すポンプの役割をしています。この収縮・拡張する心臓の筋肉(心筋)に、酸素や栄養を含む血液を送り込んでいるのが、心臓のまわりを通っている冠動脈という血管です。

虚血性心疾患とは、この冠動脈が動脈硬化などの原因で狭くなったり、閉塞したりして心筋に血液が行かなくなること(心筋虚血)で起こる疾患です。(中略)

なお、心筋虚血により心筋の収縮力が弱まると心不全状態になります(虚血性心不全)。また心筋虚血により心室細動など致命的な不整脈を引き起こすことがあります。
 
公益財団法人 日本心臓財団より )

東京都監察医務院のサイトによると、虚血性心疾患の三大危険因子は高血圧、糖尿病、高脂血症(総コレステロールや中性脂肪の高値)で、これに喫煙、肥満、食事、運動不足、情動ストレスなどが加わるとされている。「生前に自覚症状があった場合は、診断後の治療によって病変の進行はある程度食い止められたかもしれません。しかし、健診や人間ドックで潜在性心疾患を事前に発見できなかった場合は、その予防は不可能であったといわざるを得ません」と説明している。


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