トランプ氏はダース・ベイダーなのか スターウォーズ映画『ローグ・ワン』との"奇妙な符合"

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ドナルド・トランプ大統領が、シリアに巡航ミサイル59発を打ち込んだ4月6日。その日、トランプ氏は中国の習近平主席と初めての直接会談をするため、大統領専用機「エアフォースワン」でフロリダに飛んだ。

途中、機内ではスター・ウォーズ最新作『ローグ・ワン』が上映されていた。トランプ氏は機内で報道陣のインタビューに応じ、圧政を敷く政府を打ち砕こうとする反乱グループを描いた映画が流れるテレビ画面の真横に立った。大統領は偶然にも、映画の中で初めてダース・ベイダーが現れた瞬間の画面の横に立っていた。

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カメラマンのジム・ワトソン氏が画像素材をメディアなどに提供するサービス『Getty』に自らの写真を登録したところ、アメリカのオンラインメディア『BuzzFeedニュース』の編集者ヘイズ・ブラウン氏がTwitterで写真をシェアし「あまりにも象徴的だ」とコメントした。

トランプ氏と、『ローグ・ワン』のダース・ベイダー初登場シーンを収めたこの写真はあまりにも象徴的だ


■ トランプ支持者の間でボイコット運動も

ここ数カ月でトランプ氏とダース・ベイダーというキャラクターが並び称されるのは、これが初めてではない。

2016年12月、トランプ支持団体「Citizens for Trump」のジャック・ポソビエック氏が、「『スター・ウォーズ』の脚本家が、トランプをレイシストと呼ぶシーンを追加するために『ローグ・ワン』の脚本を書き換えて撮影し直した」と主張した。

スターウォーズの脚本家たちが、トランプをレイシストと呼ぶ反トランプ的なシーンを追加するため、『ローグ・ワン』のシーンを書き換えて撮影し直した

『ローグ・ワン』の脚本家の1人クリス・ウェイツ氏は、「全くの嘘だ」と反論した。

完全に嘘だ

しかし、トランプ支持者の間で #DumpStarWars というハッシュタグをつけて『ローグ・ワン』を見ないようにしようというボイコット運動が広まってしまった。

みんな、スターウォーズをボイコットするんだ!

俺たちを嫌っている奴らには金を渡すな

ボイコット運動は加熱し、ディズニーの最高責任者ボブ・アイガー氏が「この映画に政治的な声明は全くもって含まれていません」と発表する事態になった。トランプ支持者たちは、ダース・ベイダーの半生がトランプ氏への隠喩になるように撮り直されたものと信じていたようだ。

また、大統領自身の陣営から生まれたつながりもある。

トランプ氏が大統領選で勝利を収めた直後、大統領首席戦略官に就任したスティーブ・バノン氏はエンターテイメント週刊誌『ハリウッド・リポーター』に「邪悪とはいいものだ」と語った。バノン氏は「ディック・チェイニー氏。ダース・ベイダー卿。悪魔。これこそ『力』だ」と続けた。

もしかするとトランプ氏は、あの長く赤いネクタイで何かを伝えようとしているのかもしれない。

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ハフィントンポストUS版より翻訳・加筆しました。

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