ギリシャのパパデモス元首相が爆発で負傷 手紙爆弾か

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5月25日、パパデモス元首相が乗っていた車両を警備する警官ら | Costas Baltas / Reuters
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ギリシャの首都アテネ中心部で5月25日、ルーカス・パパデモス元首相(69)が乗っていた自動車の中で郵便物が爆発し、元首相と同乗していた2人が負傷した。ロイターなどが報じた。

共同通信は地元メディアの報道を引用するかたちで、元首相がギリシャ中央銀行で受け取った郵便物の一つを車内で開けたところ爆発したと報じた。元首相は後部座席に座っていた。同乗していた2人は運転手と警備員で3人とも命に別状はないという。警察当局は元首相を狙った爆弾攻撃の可能性があるとみて捜査している。

パパデモス氏は1947年生まれ。1994年から2002年までギリシャ中央銀行総裁、2002年から2010年まで欧州中央銀行(ECB)副総裁を歴任。財政危機のギリシャで、2011年から2012年5月まで首相を務めていた。

AP通信は、パパデモス氏は右大腿部と上半身の傷口で治療を受けていると報道。マリオ・ドラギECB総裁は「ギリシャとヨーロッパの勇敢な公務員であった同僚のルーカス・パパデモスに対する攻撃は悲しいことだ」と非難している。

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2012年、ギリシャ首相時代のルーカス・パパデモス氏