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ジョン・カビラ「娘が性暴力を受けたら『最後まで抵抗しなかった君が悪い』と言えますか」 視聴者の声に反論

2017年06月22日 01時39分 JST | 更新 2017年10月18日 15時30分 JST
Photo by Jun Sato/WireImage

タレントのジョン・カビラさんが6月21日、NHKの『あさイチ』に出演し、女性の性暴力被害について「抵抗すれば防げる」との視聴者からの意見に対して、「あなたの娘さんや奥様に同じ言葉で言えますか」と反論した。

番組では「無関係ですか?性暴力」と題し、性暴力の実態について実際の被害者の声を紹介し、さらには誤解や偏見、その背景などについて特集した。内閣府の調査によると、女性の「15人に1人」が異性からの性交を強要された経験を持つという。

統計データなど実情をVTRやフリップを使って説明した後、司会の有働由美子アナウンサーが視聴者からのFAXを紹介。60代の男性は「被害に会った時に激しく抵抗し、大声を出せば避けられるんではないかと思う」と記した。また、70代の男性は「死ぬ気で抵抗すれば防げる。性交が成し遂げられたのは、女が途中で諦め、許すからである」との意見を寄せた。

これを聞いて、カビラさんは首を傾げて「それは、全く違うんじゃないですか」と声を発した。

さらに有働さんが、20代の女性として「女性ですが、性暴力は本当に加害者が悪い場合と、やはり被害者でありながら落ち度がある場合があると思う。女性として常に危機感を持つことが大切だと思う」とのFAXを読み上げた。

カビラさんは、司会のV6、井ノ原快彦さんから意見を求められて、次のように疑問を投げかけた。

ありえないですね。同じ言葉を、例えばですよ、その70代の男性は、娘さんがいるかもしれない、もしくは奥さまがいるかもしれない。その被害に会ったら、娘さん、奥さまに、同じ言葉で言えますか。「最後まで抵抗しなかった君が悪い」って言えますかっていうことですよね。

それと、例えばですよ、プロレスラー並みの体格の男性にレイプされる可能性もありえるわけですよね。その時に、あなたは命がけで戦えますか、最後まで。そんなことは無理ですよね。全くの偏見で、全く当たらないと思いますね。

カビラさんはさらに、番組中に「レイプ神話」とのタイトルで出されたフリップについても言及。「それに『レイプ神話』っていう言葉もそこで使ってほしくないですね。レイプのうそ、誤解。『神話』って神々しいことは全くないので。僕もちょっと抵抗は感じたんですけど」と指摘した。

続けて有働さんが、70代の男性からの「男性の性衝動について女性がもっと理解する必要があるかと思います。もちろん、暴力で欲求を満たそうとする男性は卑劣極まりなく、厳罰に処するべきだと思う。女性にとっては酷なことだと思うが、男が狼の一面を持っておるのは本当のことでそれを肝に命じて言動することが求められる」とのFAXを紹介した。

これを受けてカビラさんは「そもそも狼は一夫一妻制度ですよ。ずっと寄り添って、添い遂げるっている生き物ですよ」などと反論した。


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セクハラを報告した女性たち

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