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股間を叩くと『チーン!』 斜め上すぎるウェアラブル楽器、こうして生まれた

2017年07月15日 16時50分 JST
www.kickstarter.com

新しすぎる"ウェアラブル"楽器が登場した。パンツに装着できるようになっており、股間を叩くと「チーン」と音が鳴る仕組みだ。

楽器の名称は『Banggos』。カラーは4色展開で、赤、黄色、ピンク、緑から選べる。パンツにデバイスをセットできるようになっており、スマートフォンの専用アプリを起動して股間を叩くと音が鳴る。

banggos

ネットニュース「ねとらぼ」が7月14日夜に同楽器のデモ動画を記事で紹介し、15日午前中にTwitterで「ウェアラブル電子楽器」という言葉がトレンド入りするほど話題になった。現在、アメリカのクラウドファンディングサイト『Kickstarter』で出資プロジェクトが立ち上がっている。

デモ動画には、ウェアラブル楽器を装着した外国人男性2人が、股間を叩きながら東京の街を軽快に歩き回る様子が写っている。音楽やダンスのスタイリッシュさと「チーン!チーン!」と鳴る電子音が非常にシュールだ。

この楽器を開発したのは、メディアアーティストとして活動しているかおりんぐマシンさん。デモ動画は自身で制作した。音楽の作曲・歌唱もかおりんぐマシンさんによるものだ。

Banggosの開発に至った経緯について、詳しく話を聞かせてくれた。

——なかなか攻めてるアイテムだと思いますが、開発に至ったきっかけや経緯は何だったのでしょうか?

ぼくらアーティストは、いつも作曲する時、その道具に楽曲の雰囲気が引っ張られてしまうんです。ピアノで作曲すればピアノっぽい楽曲になりますし、PCで作曲すればPCっぽい曲になってしまいます。だから本当に今までにない斬新で面白い楽曲にするなら、楽器から作らなければならないな、というところから始まりました。

そして半年前、プロトタイプを作ってBanggosとなる前の試作品「Electric Sexy Drum Pants」を制作してYouTubeに投稿しました。そうしたら、翌日に海外で瞬く間に拡散されて。そして何人かが「これを実際に欲しい。プレイしたい」と言ってくれたんです。

じゃあ実際に製品として作ってみよう!となり、このプロジェクトがスタートしました。

banggos

——開発における苦労などがあれば、教えてください。

今回のプロジェクトでは、本当に予算がありませんでした。自腹ですし、自分は無名のアーティストですので出資してくれる人もいません。

なので、一番大変だったのは周りの友人や一緒に手伝ってくれる仲間を探すことでした。もちろんモデルを雇うお金もないですし、映像を作ってもらうお金もまったくありませんでした。なので、App制作とかグラフィックデザインで出世払いというか...ご飯おごるからとかそんな説得で。

お金ないので、本当に自分じゃ出来ないところ(ハードウェアとか服のパターンとか色々)以外は、極力自分で作るようにしました。映像製作も楽曲もパンツデザインもなにもかも。でも、だからこそ動画も音楽もBanggosも誰にも反対されることなく、自分の色というか攻めた感じが出来たかなと思います。

——クラウドファンディングで出資を募っていますが、目標金額はいくらでしょうか。また、海外のクラウドファンディングでも出資を募っている理由も教えていただけますか。

クラウドファンディングでは、5000ドル(約56万円)をゴールとしています。

前回の動画で拡散されたのは主に海外でしたのでそちらをターゲットにしました。日本でもCAMPFIREでプロジェクトを立ち上げており、20万円をゴールとしています。

ただ、日本では文化的にあんまりうまくいかないのかなと思っています。よく周りからBanggosは「いいね」はできるけど「シェア」はしたくないってよく言われます。

——PVがおしゃれでかっこいいのもおもしろいですね。

外国人男性は大学の留学生です。友人から紹介してもらいました。

PV制作では、どういう動画にしようかいろいろと悩みました。普通に製品説明として出すと下ネタの雰囲気になりそうですし、あんま面白くならなそうで、それはよくないなと思っていました。

なので、いかにBanggosという楽器をカッコイイ映像とファンキーな音楽で中和させるかということにこだわりました。Banggosもカジュアル色が強いので、フォーマルな服とのほうが合うなと思ったのでフォーマルな服と合わせるようにしました。


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