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ハリケーンで取り残された動物たち。人々は見捨てなかった。

1つでも多くの大切な命を救おうとする姿が、SNS上にあふれた。

2017年09月01日 16時11分 JST | 更新 2017年09月01日 16時15分 JST

アメリカ南部を襲ったハリケーン「ハービー」は、大きな被害の爪痕を残した。

テキサス州では3万人以上が避難を強いられており、死者は少なくとも31人にのぼると伝えられている。

災害の犠牲になるのは人間だけでない。大雨による洪水に見舞われたテキサス州では、多くの動物たちも命の危険にさらされた。

自分たちも避難を余儀なくされた人たちはそれでも、動物たちを見捨てることはなかった。1つでも多くの大切な命を救うため、最善をつくす人たちの姿は胸をうつ。

SNSなどに投稿された、動物救出のシーンをご紹介しよう。

■ ペットは大切な家族。置き去りにしない。

Joe Raedle via Getty Images

愛犬のシンバを肩にかつぐ、ナオミ・コトさん。8月27日、ヒューストンにある自宅から避難する様子がカメラに捉えられた。 コトさん以外にも、大勢の人たちがペットを救出する写真が、カメラに収められた。

■ 窮地に陥っていたコウモリを救出

ヒューストンのウォー橋には、メキシコオヒキコウモリが巣をつくり、25万匹が住んでいる。

メキシコオヒキコウモリは泳げない。CBSによると豪雨によって川の水位が上がり、巣に水が押し寄せると、地元の人たちがウォー橋に集まってコウモリ救出作戦を開始した。

CBSが投稿した上記のTwitter動画には、傘やテニスラケット、木の枝などを使って水の中からコウモリを救い上げ、安全な場所に移動させる人たちの姿がうつっている。

■ タカのハービー

このタカはハリケーンの最中に、タクシー運転手ウィリアム・ブルーソさんが所有する車の中に避難してきた。

追い払おうとしたがタカは逃げず、結局ブルーソさんはタカを家に連れて帰ってエサを与えた。

その後、タカはハリケーンの名前をとって「ハービー」と名付けられ、動物保護施設で保護された。

■ 警官が牛追いに

テキサス州の警察は、まさかハリケーンで牛飼いになるとは思わなかったかもしれない。

上記のTwitterには、ハリケーンで住む家を失った牛たちをまとめる、テキサス州デイトンの警察がうつっている。

■  救出されて、喜びの悲鳴(?)をあげる豚

この豚は8月28日、洪水から無事救出された。鳴き声をあげながら運ばれていく豚を、FOX26のレポーター、グレッグ・グルーガンがTwitterに投稿した。

■ ボートに救出される犬

洪水の中で必死に泳いでいた犬は、ボートに引き上げられて一命をとりとめた。

ボートに乗っていた一人が、「命が救われた」と感極まった声をあげている。犬はその後、飼い主の元に無事に戻れたという。

■ ティーンエイジャー、閉じ込められていた馬を解放

17歳のロウディー・チャンスさんは、閉じ込められて行き場を失っていた馬を救うために、柵の出入り口を必死にこじ開けた。

勇敢な行為は多くの称賛を集め、動画は1000万回以上再生されている。

■ 洪水の被害にあった保護施設から、犬たちを救う警察

チェンバーズ郡の警察が8月29日にシェアした動画。警官たちが、洪水の被害にあった動物保護施設から犬たちを救出している。

■ 立ち往生した犬、隣人に助けられる

かわいらしい2匹の犬、フランキーとベアーは、ボートに取り残されていたという。2匹はボランティアによって、無事救出された。

■ ポストにつながれて身動きが取れなくなっていた犬、写真家に救出される

ポストにつながれたままになっていた犬を発見したデイリー・メール紙のルアリッド・コネラン氏は、水の中に入り、紐をほどいて犬を助けた。

命を救われた犬は今、「ラッキー」と呼ばれている

ハフポストUS版に掲載された記事を翻訳しました。